心も体も暖かい家づくり

2020年1月までにマイホーム引き渡し。間取り・価格・断熱に興味深々。暇があれば勉強にトコトコ。家、家、家…たまに野球。

審判とチームが信頼し合うと試合が10倍楽しい

 

「 今日はいい審判だったな」 

このように感じたことは誰でも一度はあるだろう。

 

それと同様「今日は良いチームだったな」と審判も感じるのだ。

 

私は現在、選手と審判の両方をやっている。

だからかもしれない。

両者をよく見てしまうのだ。

 


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良い審判の判断材料

・ジャッジが聞きやすく見やすい

・ストライクゾーンに正確性・一貫性がある

・講義に対する説明がわかりやすく、説得力もある

・誠実である

 

その他にも様々な判断材料があるが、一番は人間性だ。

次いで審判能力だろう。

 

良いチームの判断材料

・ファールボール拾いやボール拭き、バット引きが徹底されている

・ヤジがなくチームへの応援が活発

 

これだけが判断材料ではない。

良いチームは一人だけでなく、チーム全体で作り出されるのだ。

一人でもできない選手がいると、感じ方は変わる。

 

チームが審判に不信感を抱くこと

ストライクゾーンに正確性も一貫性もない。

投手も打者もチームも迷ってしまう。

アウト・セーフや、フェア・ファールも同様だ。

もちろんやる気がなかったり、横柄な態度は論外である。

 

審判に不信感を感じた途端、試合が楽しくなくなるし、講義やヤジも増えてしまう。

 

学生野球では教育に良くないし、草野球であればせっかくの休みが台無しだ。

 

一番の悪影響は、対戦相手でなく審判と戦っている感覚になることだ。

 

チームが審判に信頼感を抱くと

まず試合中に「信頼できる」と感じることはないだろう。

感じたとしても試合が終わった後だ。

しかしそれが一番良いのだ。

 

試合中審判にまで気を使っていては、対戦相手に集中できない。

審判のことを信頼しているから試合に集中できる。

当たり前すぎて気がつかないが大切なことだ。

 

審判がチームより受ける影響

草野球は基本、1試合4球の試合球を使用する。

そんななか、ファールが続いたり草むらに入り、行方不明の試合球が出ると、審判のボール袋が空になる。

審判としてはそのような事態は避けたい。

試合球が気になり精神状態が少し乱れる。

 

審判も人間だ。

選手同様、精神状態でパフォーマンスは変わってくる。

 

「ストライクゾーン広いからカットして行けよ」

「低めはとらないから捨てていけ」

 

選手にその気がないのは分かっているが、審判心理からすると耳が痛い。

 

試合途中にストライクゾーンを変えることはできないのだ。

 

もちろん精神状態は乱れる。

 

嬉しいことに、審判のことを気遣ってくれるチームはたくさんある。

ファールボール拾いは速やかに行い、ボールがなくなればすぐ補充してくれ、ボール袋を空にさせない。

審判が気にするワードは発しないし、 例え発してもすぐ注意をする。

 

審判からすればとてもありがたいことだ。

そのチームを心から信頼できる。

 

審判の精神状態が安定すると試合に集中でき、良いジャッチができるのだ。

 

審判も選手もベストな状態

「精神状態が不安定」という表現は大袈裟と思われるかもしれない。

しかし「ベストな状態」でないことは明らかだ。

 

ベストな状態であれば選手のモチベーションを上げることも可能、と審判は感じている。

 

例えを挙げていこう。

 

カウント2ボール2ストライク。

今日一番の声で「ボール」と力強くコール。

打者心理としては「見切った」と自信がつくし、攻撃側チームは盛り上がる。

投手心理としては「紙一重なんだな。すごく良いコースに投げれた」と、こちらも自信がつく、し守備側チームも盛り上がる。

 

両チームとも士気が上がるのだ。

 

また2ストライクで「ストライク」と大きなジェスチャーと声で、見逃し三振をとったとしよう。

 

投手を含め守備側チームは守りであっても勢いにのれる。

攻撃側チームはチャンスであれば落胆するだろうが、興奮はしている。

 

両パターン共に、グランドにいる全員が野球を楽しんでいるのだ。

 

これは野球にとって、チームにとってベストなことだ。

 

この演出をするのに審判は「自信」が必要である。

 

不安気にコールをしたら選手に気づかれるし、不利な判定を受けたチームはモヤモヤする。

 

しかし大きな声とジェスチャーで受けた判定は納得しやすいのだ。

 

もちろん審判はどんな精神状態でも大きなジェスチャーと力強い声で、分かりやすくジャッジをするよう心掛けている。

しかし気持ちが乗っていると選手にもそれが伝染する。

 

これが私の思う「良いジャッジ」である。

 

グランド全体を熱狂させるジャッジができたら、審判ほど楽しいものはない。

 

同点打・逆転打を放ったり、ピンチをしのいだときの選手と同じ感覚だろう。

 

しかしこれにはいくつかの条件がある。

緊迫したゲームだったり、エースと4番の対決だったり、3点差と開いているが自チームの攻撃で満塁だったり…。

 

様々な条件があるが1つ言えることは、ベンチにいる選手も含め全員がそのプレーを見ているときに起こりやすいといのだ。

 

逆に言えばどんなに点差が開いていても、全員がそのプレーを見ていれば、共感し合い、熱狂が起こりやすい。

 

そんな試合をつくるには、その試合を楽しいと感じさせなくてはならない。

 

そのために審判とチームは信頼し合い、選手全員をのめり込ませることが大切だ。

 

試合がだらけてきても、ジャッジ1つで雰囲気を変えることはできる。

 

ボテボテの内野ゴロに全力疾走のバッター、前進し素早く一塁へ放る野手、アウトでもセーフでも構わない。

2度、3度と大きな声とジェスチャーでそのプレーに注目させ、選手の気持ちを試合に引き戻すのだ。

 

おわりに

私は審判であり選手である。

 

だからこそ両者に強い理想像をもっているし、それを体現し続けるている。

 

審判は正しい判定をするためだけにグランドに立っているのではない。

選手は勝つためだけにグランドに立っているのではない。

観客は自分の応援するチームが勝つことをだけを望んで観戦しているのではない。

 

審判は最後まで大きな声とジェスチャーと正しい判定を心がける。

選手は最後まで諦めず全員野球・全力プレーを心がける。

観客は選手が最高のプレーができるよう声援を送り続ける。

 

これが野球でありスポーツだ。

 

そこには信頼関係が必要不可欠である。

 

いまいちどあの熱狂の瞬間が来ることを信じ、全力を出し続けようではないか。

 

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