心も体も暖かい家づくり

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奥さま興奮間違いなし家事動線・帰宅動線!!延床33坪,施工34.5坪の間取り図

家で滞在時間が一番長いのは誰か?
我が家では間違いなく嫁だ。
夫婦+子供二人(4歳♀、1歳♂)の4人家族。
専業主婦の嫁と1歳の息子は常に家にいるが、3歳にもなればお姉ちゃんと同じく幼稚園児だ。
そうなれば滞在時間は専業主婦の嫁が一番長い。

『嫁が一番過ごしやすい家を』

嫁の意見を余すことなく詰め込んだ最高傑作がこちらだ。
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前回のこちらの間取りを見ていただいた方はお気づきだろう。

『この前と全く一緒じゃないか』

細かいところを修正し、現実味を帯びた間取りに変化。
前回コメントでたくさんのアドバイスを頂いた。
・2階のトイレの位置が気になる
・配管を気にした間取り
・1階リビングが広すぎ、構造的に問題がある
・床の間の位置を広く高く
私が気づいていても目をつぶっていた点、全く想像もしていなかった点。
Instagramを始め、たくさんのコメントをくださりありがとうございます。

特にいつも私が予想もしていない欠点を見抜いてくれるmashleyさんには本当に感謝です。
mashleyさんのブログは家具やDIYの記事がとても勉強になり、新築を考えている人には目からウロコですので、ぜひともご一読を。

ホントに家について、家具について、DIYについて知識が豊富です。




たくさんの方から頂いたアドバイス・嫁の要望を詰め込んだ夢の間取りを説明していこう。
また今回も一条工務店仕様でなく、ユニバーサルホーム仕様で、1階のみ全室床暖房だ。

こだわり

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・帰宅動線

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帰ってきてコートや靴を土間収納へポン。
リュックや荷物を家事室のテーブルにポン。
ここまでを一直線上に配置。

体を90°左にして少し進めばパントリーとカップボード。
ここに買い物した食品をポン、ポン。
リビングへ行く前に荷物の収納ができてしまう。
またリビングに来客がいる場合、買い物袋を両手に持った恥ずかしい姿を見られることがない。
嫁目線の隠すことに特化した帰宅動線だ。

・家事動線

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家事室→パントリー・キッチン→洗面所
家事をする際に横への移動だけで全ておさまる。
この帰宅動線・家事動線は世の奥さまの方の味方だ。
また嫁の一番のこだわり。

『こっそりできる家事室が欲しい』

誰の目にも付かない角にテーブル・椅子を設置し、ホッと一息つけるスペースを確保。

・顔合わせ動線

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年頃に成長した子供たち。
帰宅しても親と顔を合わせず2階へスタスタ。
そんなことがないよう、玄関から階段へ行くのにリビングを横断させ、顔を合わせる。
子供からしたら鬱陶しいかもしれない。

『親は子供が何歳になっても会話をしたいんだよ。どんな些細なことでもいいから』
正月に帰省した時に母から言われた一言。
自分も子供を持つようになり、この言葉の意味が分かった。

・広々和室6畳

6畳の和室をリビングに横付けし、2枚の扉を開けることでLDKに解放感を与える。
また子供が小さいうちは和室に布団を引いて家族4人で寝れるし、親の目の届くところで遊んでくれ安心だ。

・廊下の少ない2階

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廊下が長いともちろん部屋や収納が小さくなる。
今回はシンプルに短くまとめることができた。

・広々10畳の主寝室

『ちょっと広すぎじゃないか?』
正直、私も嫁もここまでの広さは望んでいない。
6~7.5畳あれば十分と思っている。
ただこの広さがあれば、主寝室にセミダブルベッド2個・テレビ・テーブルを置くことができ、更には空いたスペースに部屋干しもできる。
今回は外観との兼ね合いで10畳の寝室になった。

欠点

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・2階トイレ位置

トイレの左側(西側)が子供部屋で、トイレの流す音が気になる可能性がある。

・下屋(げや)

1階が2階より広いとその分1階に屋根を設ける必要がある。
この下屋が追加料金になるハウスメーカーが多い。
また下屋を複雑な形にすると外観がダサくなるし、雨漏りの原因になりやすい。

『下屋はシンプルに』

これは下屋を付ける際に最も注意しなければならないことだ。

・LDKが狭く和室が広い

これは個人差があるが、私たち夫婦としてはLDK18畳、和室4.5畳を望んでいた。
ただこの間取りではソファーの配置や構造上の強度の観点からLDK15.5畳、和室6畳を採用した。

前回の間取りからの変更点

前回の間取りと全く同じ形・大きさで書いたが、満足度はまるで違う。
間取り図を見ていただいたければ、細かな違いに気づくだろう。

【前回】
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【今回】
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前回の間取り図で悩みの種だった、2階のトイレ位置問題。
これは1週間悩んでも改善できないまま、とりあえずブログで紹介してしまった。

ただ昨晩、黒霧島の水割りを飲みながら間取り図をなんとなく見ていたら…

ビビビッ!!!

閃いた。

『階段の形を変えよう』

今まで考えもしなかった。
『コの字階段』→『L字階段』
今まで書いてきた間取りは『コの字階段』ばかりで、私のなかで『コの字階段』が一番間取りの自由度が高い、そう追い込んできた。

『L字階段』にするとどうだろう。
ペンが止まらない。
スイスイ間取り図が進み、あっという間に2階の間取り図が完成した。
この『L字階段』により犠牲も増えた。
・1階の廊下が増えた
・和室の収納が減った(階段下収納のため低くなった)

ただ犠牲より収穫の方がはるかに多かった。
・2階トイレを北面にでき、窓も付けられる。
・1階リビング付近に2階トイレの配管が来ないため、音も気にならない
・1階床の間をずらす決断ができ、適材適所収納と床の間の高さを確保
・LDKが狭く和室が大きくなったが、角が少なく子供の安全面が向上し、構造的に強固なものになった


まとめ

今まで思い付かなかったアイディアが浮かんできた。
これは気に入った間取りを妥協せず、じっくり考え抜いた賜物だ。
またいつも麦焼酎ばかりだが、芋焼酎(黒霧島)の力もあるかもしれない 笑
漫画家や作家の気持ちが分かった気がする。
期日が迫る恐怖(私で言えば、ブログ更新の間隔が空きすぎた!)やアイディアが思い浮かばないスランプ。
気分転換に何か違う事をして、思いもよらないタイミングで閃きが訪れる。
頭は柔らかく、柔らかく。
追い詰められたら良いモノ(間取り図)はできない。
これからも妄想を膨らませ、より良い家になるよう楽しんでいきたい。

さぁー今日の午後は地元で、14時~材木屋、17時~ユニバーサルホームの打ち合わせ♪
電車2時間、バス1時間に乗り帰省。

いっぱい妄想を膨らますぞ~(^^)

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