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【野球うんちく】ボークをボークとさせない東尾修の技術

当時NPB審判団の中で話題になった。

「東尾修(元 西武)の牽制にランナーはことごとく引っ掛かるんだよな…」

「ボークのように見えなくもないが、どこがボークか説明できない…」

走者だけでなくプロの目を惑わし、欺き続けた男、東尾修。

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東尾はキャンプに入ると審判に一塁・二塁から自分の牽制を見てもらう。

審判とボークの擦り合わせをするのだ。

構え段階で腰や肩の位置・入れ方を工夫。

ボークをしてもボークに見せない技術を習得した。

野球経験者でもイメージできない領域だ。

そんな東尾のボークに立ち向かった審判がいた。

その審判は東尾の牽制をビデオで繰り返し確認。

なぜ走者が引っ掛かるのか、なぜ審判は説明できないのか分析した。

そこで見つけた東尾の技術の1つ「牽制をする際、腕から動かし下半身を動かす」というテクニックを見破った。

投球・牽制というのは下半身から動きだすか、下半身と腕が一緒に動き出すのが一般的だ。

東尾はここに着目した。 腕から動きだし、ランナーに投球開始と思わせ牽制する。

ランナーは盗塁するつもりがなくとも逆をつかれる。

これがランナーが引っ掛かり続けるからくりだ。

東尾はケンカ投法で有名だ。

荒々しいイメージがあるが、実際はとてつもなく研究熱心な男だった。

もしかしたら私たちは騙されていたのかもしれない。

東尾は好きでケンカ投法をしていたのでなく、勝つ確率を上げるためにしていたのかもしれないし、牽制に関してはボークしかしていなく、誰も見破れなかったのかもしれない。

YouTubeを始めさまざまな動画サイトを調べたが、東尾の牽制がヒットしない。

検証することができないのが心残りだ。

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