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【野球うんちく】野球場には理想とされる方角がある

野球場には良い方角が存在し、野球規則には

本塁から投手板を経て二塁へ向かう線は『東北東』に向かう事を理想とする

このように明記されている。


ではなぜ『東北東』が良いとされているのだろうか?

それは太陽の向きが大きく関係している。



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太陽が高い位置にあるとき、打者・投手の対決には影響がない。影響を受けるのはフライが上がった時だ。

しかしプロ野球が行われるのは18時前後であり太陽の位置が低い。

この時センター後方に太陽があると打者は投球が見づらく、捕手も捕球できないし審判にも危険が及ぶ。

そこで捕手後方に太陽が来るよう球場を配置するよう努めているのだ。


しかしこれでは投手を含めた野手が眩しく守備側が危険との声もある。

広島カープの本拠地であるマツダスタジアムや、メジャー球場ではこの規則を守り造られている。

そのためマツダスタジアムでプレーする選手やメジャーリーガーは、サングラスや反射止めの黒いシールをよく使用する。

むしろ使用しないと見えない。


しかし他の日本プロ野球球場では野球規則通りでなく、交通の利便性を優先したり打者有利にならないよう配置を変えている所が多い。

日本の一般球場では昼間に野球をすることを主とし、東北東を基準に考えないとの声もある。


ドームであれば太陽の影響はないが、屋根の無い球場では西日を考えなければならない。

特に日差しの強いとされる西南西を避け、打者・捕手・審判の安全を最優先にグランドを配置することが野球規則では理想とされているのだ。

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