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ユニバーサルホーム『ムク・ヌク』宿泊体験レポート~デザイン編~「こんなオシャレな家に住みたい」

2018年2月9日、まだまだ寒さが厳しいなか、ユニバーサルホームの宿泊体験をさせていただいた。
『させていただいた』というのも、本来は宿泊体験をやっている訳でなく、私が「地熱床暖房とやらを一晩泊まって体感しないとイメージがつかない!」の一言から、「モデルハウスができあがったので、是非とも宿泊体験してみませんか?」という具合に、営業マンの粋な計らいで実現した『特別なこと』なのである。

モデルハウスが完成したのが1月中旬。
まだ1ヶ月も経っていない新築に泊まることができた。
一般公開用のモデルハウスで、だいたい半年後には建て売りのような形で販売すると言っていた。
宿泊設備はなく、布団・タオルなどは持ち込みで、1階のトイレ・お風呂・キッチンは使用禁止である。
それでも目的の『地熱床暖房』を、寒いこのシーズンに一晩通して体験できるのだから、感謝しかない。

この場を借りて感謝申し上げたい。

担当のSさん、本当にありがとうございます。




今まで築80年の店舗一体型の実家、アパートにしか住んだことの無い私は、一般的な一軒家に住んだことがない。
嫁の実家は一軒家だが、ごくごく普通で生活感満載の家だ。
そんな二人からしてみたら、デザインや間取りが『今風』でオシャレな家に来れただけで大興奮。
今回はそんな大興奮のデザイン性について紹介していこう。
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ユニバーサルホームはデザインラインナップご豊富で、さまざまな好みに合わせた商品が揃えられている。
デザインは異なるが、どれも基本的な坪単価は変わらず、オプションや標準使用の壁紙や外壁でイメージをガラリと変えるのがユニバーサルホームのスタイルだ。
今回は一番新しい『ムク・ヌク』という商品で、無垢床&ヌックをコンセンプトに建てている。



外観

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北側玄関で影になり分かりにくいが、白いALCでと茶色い屋根が女心をくすぐる。
というか嫁は絶賛ベタ惚れ中だ。

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木目調の扉にアーチのかかった玄関。
女性にはたまらないらしい。
(写真の画質が悪く壁の模様が不気味だが、全面同じく横溝が入っている)

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南側は太陽が当たり、輝いて見える。
ALC同士の繋ぎ目である目地の上にコーティング材を吹き付けているため、目地が目立たずカッコイイ。
私としては目地がある外壁は好ましくないため、この仕様はとても嬉しい。

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オシャレな茶色の単色瓦屋根。
白壁と茶色の瓦屋根の相性は抜群。
現時点では我が家もこの組み合わせでいこうと考えている。

…でも実はこの屋根、瓦ではない。
瓦風のガルバリウム鋼板なのである。
私も嫁も営業マンに言われるまで気がつかなかったし、言われた後に確認しに言っても分からない。
今時のガルバリウム鋼板はすごい。
瓦と比べ経年劣化は早く、塗り替えも必要になるだろうが、瓦の欠点である『重さ』が解消できた点は画期的だ。

玄関

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タイルの土間に無垢のポーチ。

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土間収納にオシャレなライト。

トイレ

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1階トイレ。
左側に木目調のワンポイントクロス。

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2階トイレ。
正面にタイル調のワンポイントクロス。

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壁つけの操作盤に、鉄製のトイレットペーパー入れ。

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雑貨置き場にプチ収納。

お風呂・洗面所

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1.25坪の広々お風呂。

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タイルと木枠鏡だなんて、おしゃれすぎます。
一歩引いて見るとこんな感じ。

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鑑が小さく感じるが、案外このサイズでも事足りるだろう。

LDK

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タイル張りのキッチン。
水はねも安心。

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無垢床に合うよう、木目調シールを貼った立て付け家具。
素人目には木目調シールで十分。
ただキッチンカウンターの木は本物。

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ちょっとした小物がオシャレに見えますね。

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リビング・ダイニングは無垢床でアンティークな雰囲気。
広すぎず狭すぎずほどよい広さ。

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ダイニング脇のニッチ、上部の3連照明が建て売りでは見れないオシャレ感。

無垢床

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シールではない本物の木。
ただ本物の無垢床でなく、合板の上に2㎜の無垢床を貼る『突板(つきいた)』と呼ばれる無垢床。
無垢床と突板の違いがこちら。
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左側が15㎜の本物の無垢床。
右側が合板に2㎜の無垢材を貼り付けた突板。
ユニバーサルホームは床暖房を標準仕様で採用しており、本物の無垢床は床暖房に採用できない。

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(無垢床の注意書)
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(突板の注意書)
床暖房は熱を床に直接放出するため、反りやすい無垢床には不向きなのだ。
それに比べ反りの極めて少ない突板には、床暖房を採用することができる。
見た目は変わらないが、わかる人にはわかる。
ただ私たち素人夫婦は突板で十分満足だ。
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(無垢のカラーバリエーション)
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(突板のカラーバリエーション)
どちらも同じに見えないか?
ただこだわる人は本物の無垢を選び、床暖房は採用しない。
無垢のカラーバリエーションで左から2番目のカラーは、何も手を加えていない木そのもののカラーだ。
ただそれ以外の黒っぽい、白っぽいカラーは塗料を塗ってその色を出している。

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無垢も突板も同様にだ。
こちらのモデルハウスは突板を採用している。
ただ気になった点として
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突板と突板との間に多少の隙間がある。
これは床暖房により、床が多少の収縮をする幅を設けているためだろう。
この隙間にホコリが詰まり掃除機では吸い取れず、爪楊枝でカリカリする姿が想像できる。

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ちなみにこちらが2階。
2階は1階の無垢に似せたフローリングシール。
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何度見ても触っても無垢と間違える。
見た目・触り心地では本物と偽物の違いが分からない。
ただフローリングシールには隙間がないため、シールだとかろうじて分かる。
夫婦の見解としては
『ぶっちゃけシールでも十分だよね…笑』

価格としてはもちろん
本物の無垢>突板>シール
の順に価格が下がる。

ヌック

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ムク・ヌクの目玉、ヌック。
今時の若者は和室より畳スペースを採用する傾向にある。
ただ畳スペースと同じ広さであればヌックという考え方もありだろう。
クッション性能をもった柔らかい座面は、座ってよし・寝転んでよし。
これは幅1メートル、長さ2メートルの座面があるため昼寝にも十分な広さだ。
ただ高さがベッド以上にあるため、寝相の悪い子供には不安が残る。

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下部収納は嬉しい限りだ。

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脇のスペースは本棚や雑貨置き場に適している。

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ヌックに寝転ぶ父。
ソファに座る母と子。
リビングテーブルにはお菓子とジュース。
家族全員が落ち着ける場所でテレビを眺める。

我が家にもヌックを採用すると心に決めた。

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座面はマジックテープで固定しているため、ファブリーズして天日干しも可能。
外で濡らして洗剤つけてゴシゴシ。
干す事ができるから嬉しい。

ユニバーサルホームのヌックは一つ一つがオリジナルでオーダーメイドだ。
価格はこのサイズで約50万円のオプション扱いと言っていた。

リビング階段

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家族の近さを感じるリビング階段。
1階の暖気を2階に伝え、家全体を暖めるリビング階段。
しかし音が筒抜で2階の冷気を1階に伝えるため、1階も暖まりにくいリビング階段。
一長一短ある。

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下の窓は縦すべり窓で開閉可能。
上の窓はFlX窓で開閉不可。

2階ファミリースペース

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モデルハウスなので、案内用のサンプルがたくさん置いてあるが、ここで勉強するも読書するも自由。
ただ私は全く魅力を感じなかった。
このスペースは結局物置になっておしまいだろう。
廊下に光を取り入れるため窓は欲しいが、窓をなくし収納スペースとして押入れにしたい。

主寝室

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バルコニー付き7.3畳の主寝室。
程よいサイズ感。

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2.5畳ほどのウォークインクローゼット。

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イメージカラー:ホワイト

子供部屋A

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5.3畳の子供部屋。

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0.7畳のクローゼット
イメージカラー:ピンク

子供部屋B

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5.3畳の子供部屋。
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1.0畳のウォークインクローゼット。
イメージカラー:ブルー
(写真では白く見えるが、実際は水色)

2階には3部屋あるが、それぞれに木目調のクロスが貼られており、イメージカラーを持たせカーテンと統一している。
主張の薄い、さり気ない感がたまらない。
木目調クロスは無垢床に合わせているのだろう。

その他のオシャレポイント

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本物のタイルと間違えるほどのクロス。
影の具合が絶妙で、近くに行き触るまでクロスとは気づかなかった。

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基本扉は全て木目調シール。
とても雰囲気が良く、触るまで偽物と気づかないし、何と言っても白壁にベストマッチ。

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このホールとリビングを仕切る扉のみ本物の木を使っている。
またこの水色が良いアクセントになり、たまらなくオシャレ。
嫁はこの扉の写真をたくさん撮っていたので、後々『この扉付けたい』とおねだりしてくるだろう。

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ダイニング上の3連照明の放つ光はどれも温かく、天井に写す出される影は落ち着きを感じさせてくれる。

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ヌックの木製ブラインドもまた温もりがある。


おわりに

センスのない私たち夫婦は、オシャレな雰囲気にただただ感動するしか無かった。
自分達ではこの雰囲気を出すことができないだろう。
好きな色の家具・壁紙・カーテンを買い、取り付けてみたら、全てが主張しあい喧嘩。
結果的に落ち着かない空間になってしまう。

ムク・ヌクのデザイン面は申し分ない。
あとは性能面がどうか…
性能面についてはこちらで詳しくまとめてある。
床暖房を始めとした暖房器具を全て止め一晩過ごすことができるか実験。
また1時間ごとに温度計で計測し温度変化を確認。
驚きの結果になった。

この宿泊体験ど一番興奮していていたのは私でも嫁でもない。
間違いなく子供たちだ。
子供たちのはしゃぎっぷりはとてつもない。
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リビング階段ですら遊び場だ。

また下の子は1歳4ヶ月で調子が良いと何も捕まらずに5歩ぐらい歩く程度だった…
しかしモデルハウスに来てびっくり!
歩く歩く。
平気で20歩は歩く。
何度も何度も。
宿泊体験を終了し家に帰っても歩く歩く…
むしろハイハイをしなくなった。
『歩き始めるのが遅いのかな』
そう感じていただけあり、一番の収穫は息子の成長だったのかもしれない 笑
ただハイハイでパパ・ママの後を無邪気に追う姿が見れなくなってしまったのかと思うと、それはそれで寂しい。

夫婦の夢が膨らみ、子供の成長を感じたユニバーサルホームの宿泊体験。
ホントに素晴らしい体験だった。
できることならもう一度、宿泊体験をしてみたい。
『ならユニバーサルホームで買っちゃえよ』
そんな声が聞こえてきそうだ。

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