ユニバーサルホームに私が書いた間取り図を提出し、要望を伝え見積もりを出してもらった。
一条工務店にも同じ間取り図を出し見積もりをお願いした。
両社に同じ間取り図を見積もりしてもらう…いわゆる相見積もりだ。
今回はそのユニバーサルホームの見積もりを紹介していく。
私の予算
全額ローンにて3000万円。
家・土地・外構・家電。
全てコミコミで3000万円を予定している。
欲を言えば2800万円なり、3000万円以下に抑えたい。
3000万円は最上限金額だ。
間取り図
よく世間で言う
「君の家は何坪?」
というような建坪は30坪。
工務店が金額計算に使う『工事面積』は31.5坪の予定で提出した。
実際にユニバーサルホームから出た見積書では31.58坪だったため、想定の誤差内であった。
見積書
約2800万円で収まった点は素直に嬉しい。
なおかつ大まかな要望(瓦屋根など)は入れてもらっている。
ただ細かい要望(電気配線・壁紙のグレード)は伝えていない。
見積書明細
1.建築本体工事
→坪数に応じた金額
2.オーダー仕様
→40坪以下であれば増額。45坪以下であれば減額。総二階は±0円。1階が大きく2階が小さいなど下屋(下屋根=1階上部の屋根)があれば『下屋オーダー』というオプションが加わり、このオーダー仕様が増額する。
また家の角数により『出入隅割増』というオプションが存在する。
私が依頼したユニバーサルホームは6角までは標準。
(この間取り図だと総二階で『下屋オーダー』は無いが、坪数が31.5坪となので『坪数オーダー』という形で金額が加算されている。『出入隅割増』は4角なため無し)
3.オプション工事
→ユニバーサルホームのルールがあり『この坪数にはこの金額の仕様まで標準、標準以上の設備が欲しければオプション工事として増額』という具合だ。
ここには収納・窓など様々な標準があり、その部位毎に標準金額が設定されている。
(この間取りだと増額要素が約16万円発生)
4.付帯工事
→どのような間取り図でも発生する工事費用。
減額の余地はほとんどない。
5.諸費用・その他
→外構・家電など家以外にかかる費用。
(あくまで予想)
6.土地関係費用
→私の場合は585万円かかったが見積依頼時には金額が確定していなかったため、ユニバーサルホームに概算で計上してもらった。
見積書明細の内訳
1.建築本体工事
→各種工事費用・資材の材料費が坪数に応じて計上されている。
2.オーダー仕様
→三色瓦:南欧風をイメージした茶・オレンジ・濃い茶をモザイク調に並べる瓦の種類。
イベリアン→外壁を長持ちさせる塗料
3.オプション工事
→グレードアップオプション金額の差額。
4.付帯工事
→ほぼ間違いなく発生するオプション金額。
5.諸費用・その他
→各種保険料・役所手続き費用。
6.土地関係費用
→『司法書士費用』が抜けており実際は585万円。
ローンイメージ
→銀行審査の本確定前なため金利は1.0%/年で計算。
我が家は変動金利0.775%にて契約。
坪単価
工事費やオプションなど全てをコミコミにした坪単価。
(この見積もりには外構費用が150万円入っている。外構費用・土地代は引いて計算)
21,029,105÷31.58=665,899
我が家の坪単価は…
66.5万円
おわりに
さすがローコストハウスメーカー。
この金額、このグレードでまとめてくれたのは嬉しい限りだ。
ただ勘違いしないでほしいのはユニバーサルホームで建てる場合、必ず坪単価がこの金額になるとは限らないのだ。
人によりは安くもなれば高くもなる。
あくまで目安の1つにしてほしい。
以前書いたこちらの記事に、この見積もりをもらうにあたっての思いを詰め込んである。
また間取り図の意図もお分かりいただけるだろう。
またユニバーサルホームを知らない方はこちらを読んでもらいたい。
ユニバーサルホームの素晴らしさが分かる。
一条工務店にも同じ間取り図を出し見積もりを頂いている。
次はそちらを記事にし比較していこう。