心も体も暖かい家づくり

2019年夏までにマイホーム引き渡し。家の快適さは大きさじゃない。家・家・家…そして家。頭の中は家一色。

間取り変更で生まれた4つのメリット・6つのデメリット

日当たりの良い家を求め、建築デザイナーに新たな間取り図を書いてもらった。
今までは正方形に近い形だったが、日当たり向上のため横長の長方形の家へ形を変えた。

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今回の間取り変更では全てが良い方向に進んだ訳ではない。
日当たりを優先するがあまり、欠点も多く生まれた。
この間取り図が完成ではなく、これをベースに少しずつ手を加えていく。

今回はどのように間取りが変わったのか。
それによりどんなメリット・デメリットが生まれたのかを考えていく。

間取り変更前後の比較

【変更前】
 1階↓
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 2階↓
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【変更後】
 1階↓
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 2階↓
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並べて比較すると形の変化が良く分かる。
変更前の間取りは隣家の影響で冬の日射量が少なかった。
しかり横長の家にすることで、日射取得が大幅に改善。

日射取得のシミュレーション動画はコチラの記事で紹介してある。

大きく変わった点

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デメリット

  • 延べ床面積1坪UP
  • LDKが2畳UP
  • 和室が1.5畳狭くなった
  • 南東玄関→北東玄関
  • 駐車方法が一部縦列に
  • エアコンダクトが家の正面に丸見え

メリット

  • 日当たり向上
  • キッチンカウンター増設
  • 全ての寝室が南向き
  • 2階バルコニー撤去


デメリット

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我が家のマイホーム計画では既に予算がカツカツとなっており、採用を諦めた設備も多い。
できればどこかでコストダウンをし、諦めていた設備を再度採用していきたい。

また間取り図変更に伴う見積書はできていない。

それでは6つのデメリットを詳しく見ていこう。

1.延べ床面積1坪UP(34→35坪)

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ローコストメーカーでも坪単価40万円台。
高級ハウスメーカー(スウェーデンハウスやヘーベルハウスなど)については、坪単価100万円を越えるケースも報告されている。

我が家は現時点で材木屋で家を建てるという希なケースかもしれない。
材木屋は『坪単価◯◯万円』というようなスタンスでなく『かかった資材・人件費を頂戴する』というスタンスだ。

1坪上がったからと言って数十万円ガツンと上がる訳ではないが、床面積が増えれば資材代金は当然上がってくる。
現状で予算カツカツ状態なため、これ以上家を広げることは避けたい。

2.LDKが2畳UP(19→21畳)

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延べ床面積が上がる要因でもあるが、それ以上に21畳は我が家にとって広すぎる印象だ。

LDK各々が広ければ開放的で優雅な生活ができるだろう。
その反面、床に物を起きやすく散らかりやすい・広ければ掃除の手間が増える・冷暖房が効きにくいなどの欠点もある。

我が家では扉をつけない和室をLDKと繋げる事で部屋の広がり・一体感を出していく。
和室をリビングの1つと考えているのだ。

LDK+和室で24畳とはあまりにも広い。
『家族を近くに感じる家』を希望としているため、広すぎるLDKは我が家には合わないと判断。

3.和室が1.5畳狭くなった(4.5→3畳)

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和室は我が家にとって優先順位が高い。
現在から老後までのイメージとして

  • 1階での子供の遊び場・昼寝場
  • 風邪で学校を休んだとき2階に孤立させない
  • 子供たちが孫を連れてきたとき休まる場
  • 老後2階へ上がるのが辛くなったときの寝室

このように我が家では使用目的が明確にあり、LDKに隣接して置きたい事からも欠かすことのできないスペースだ。

また3畳とは心なし狭い。
壁の厚さを考えず3畳は182㎝×273㎝の広さ。
我が家のシングル布団の大きさが100㎝×200㎝からも、布団2枚を敷くのに200㎝×200㎝が必要。
セミダブル布団が140㎝×200㎝なため、3畳の和室にはシングルかセミダブル布団1枚しか置けない計算だ。

欲を言えば6畳(273㎝×364㎝)のセミダブル1枚+シングル2枚敷ける広さが欲しい。

4.南東玄関→北東玄関

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南寄りから北寄りに玄関位置を変更。
北寄りということは日が入りにくく寒い。
更には湿気も貯まりやすいことから、カビや臭いの原因にもなりやすく換気計画が特に必要。

しかし妻がお気に入りの帰宅動線
玄関→シューズクローク→家事室→キッチン→洗面所
これを確保できたのは大きい。

5.駐車方法が一部縦列に変更

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家の良し悪しを決めるのは建物だけではない。
庭は玄関へ繋がるポーチ、更には駐車場の使い勝手も大きく関わる。

変更前の間取り・敷地に対する家の配置ではバック駐車で3~4台の駐車が可能。
変更後にはバック駐車2台、縦列駐車1台となる。

車は1家に1台でなく1人1台の栃木県。
最低でも3台は駐車スペースを確保したい。
また土地柄から車の使用頻度が高いため、バック駐車にてすんなり出入りが出来ることが望ましい。

6.エアコンダクトが家の正面に丸見え

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エアコンと室外機を結ぶダクト。
変更後の間取りでは子供部屋を家の正面(南面)に配置したことから、子供部屋が外壁に面しているのは家の正面のみ。

よって室内の南面にエアコンを設置。
室外機・ダクトは家の正面に設置される。

バルコニーがあればダクトも短く、室外機がバルコニーに隠れてそこまで目立たないだろう。
しかし変更後の間取りではバルコニーを撤去したことから、室外機・ダクトを1階まで壁づたいに降ろす必要がある。

家の正面に2つの子供部屋から各々ダクトが伸びてくる…
家の外観が大きく損なわれないか心配だ。

天井裏にダクトを通す方法もあるが、エアコン交換時に工事が必要になる可能性もあるため、我が家では室外にダクトを通すタイプを望んでいる。


メリット

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ここまでデメリットを並べてしまうと
「以前の間取りの方が断然良かったのでは!?」
と思われるだろう。

ただ今回の間取りで一番改善したかったのは『日当たり』である。
日当たりを改善するため多少の犠牲は仕方ないと考えていた。

それでは4つのメリットを詳しく見ていこう。

1.日当たり向上

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まずはなんと言っても日当たり。
春・夏・秋に関しては隣家の影響を受けないが、冬はなかなか厳しいシミュレーション結果となった。

日射取得のシミュレーション動画や、日当たりの重要性についてはコチラの記事にまとめてある。

以前の間取りでは午前中は日射がほとんど無い。
午後になって入りはじめても、日の入りが早いことから長くは日が入らない。

変更後は一部日が入りにくい場所もあるが、家全体で見ると大きな改善を見せた。
シミュレーションを行い、また間取りを変更して本当に良かったと感じている。

2.キッチンカウンター増設

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こちらは妻がマイホームを考え始めた頃から変わらず求めてきたもの。
朝は起きる順番がバラバラ家族の食事を考え、サクッと出すことのできる距離感が欲しい。

また夕飯の支度などガッツリ料理中は、お絵描きやお勉強をする子供達とコミュニケーションを取りながらキッチンに立つ。

また夜は夫婦で晩酌をすることも多く、リビング・ダイニング・キッチンカウンター・バルコニーなど、そのときの気分で使い分けもできる。

夢いっぱいのキッチンカウンターに妻の心は鷲掴みされた。

3.全ての寝室が南向き

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変更前プランでは南向き2部屋、西向き1部屋だった。
西向きの部屋は北面にも面しており日当たりの悪いエリア。
冬場の寒さに不安があった。
変更後は全ての部屋が南向きと、冬場の暖かさを確保。

その分、夏場は暑くなることが予想される。
しかし夏の電気代よりも冬の電気代の方がかかることからも、全室南向きは嬉しい間取りだ。

4.バルコニー撤去

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妻は今まで1階の庭やベランダに洗濯物を干していた。
新築でも1階干しのスタンスは続けたいとのこと。
2階では布団を干すぐらい。
であれば2階のベランダを撤去したらどうだ?

今では便利なアイテムもあり、2階の窓から布団を干せるパイプのようなものがある。
例えばコチラ↓
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窓下にあるシルバーのパイプに布団を干せる。
これさえあれば我が家には2階バルコニーが不要と判断。

以前のプランでは外観とのバランスでバルコニーを無理矢理組み込んでいた。
しかし我が家の生活を振り替えることにより、不要なスペースを無理に付ける必要は無いと建築デザイナーが提案してくれた。

家にはバルコニーが必須という固定概念を崩してくれ、気持ちが軽くなった。


おわりに

こちらは日当たり優先のファーストプラン。
どんどん手を加え、試行錯誤し、より良い間取りにしていきたい。

注文住宅の醍醐味を改めて感じた間取りプラン。
自分たちの生活に合わせた家を建てることができるのが注文住宅の最大の魅力だ。
これはマンションや建て売りでは実現できない。

だがしかし、自分たちに合う家を建てるというのがここまで難しいと感じさせられた瞬間でもあった。

現在も建築デザイナーと間取りの打ち合わせに励んでいる。
シンプルな形で快適な家。
実現できるよう、また明日から精進していく。



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