心も体も暖かい家づくり

おかげ様で「マイホーム計画」2年連続アクセス数1位を頂けました

家族の性格に合った間取り図微調整~心地いい28坪~

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昨日、依頼を決めた建築士さんが設計するお宅のオープンハウス(完成見学会)にお邪魔しました。
見学をしながら1週間前に頂いた間取りの微調整を行い、我が家の性格に合うよう要望を伝えます。

打ち合わせ内容は家の中だけにおさまりません。
敷地全体のバランスを整える事も『住み心地』を大きく左右するポイント。

この1週間、常に頭の中は家のこと。
巷では「平成最後の~」なんてお祭り気分ですが、我が家にとっては平成だろうが令和だろうが関係ありません。
建築士さんに伝えたい我が家を、間取り図に落とし込み家族会議の連続でした。
そう、我が家にとって『マイホーム』こそ最大のお祭りなのです(^^)



叩き台間取り

1階

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2階

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間取りの詳細はコチラ↓をご覧ください。

実物確認

間取り図で見てもイメージってしずらいですよね。
でも今回、嬉しいことにオープンハウスのお宅が我が家の間取りでくすぐったい箇所をほぼ同じく採用され、不安を解消することができました。

アナグラ

まずアナグラ。
もう、このネーミングからじゃイメージがつきませんよね。
でも今回、初めてアナグラを採用したお宅を拝見でき、イメージを固めることができました。
※『アナグラ』は建築士さんがつけた部屋の名前です。

小さく籠れるその空間に、夫婦揃って「キャーーーー( 〃▽〃)」ですよ(笑)
詳しくは出来てからのお楽しみ(^^)

ただイメージで伝えると…。
『下っ?低っ!狭っ!暗っ!でもここ好き🖤』
こんな感じです(笑)

キッチン

続いてキッチン。
ここはママの戦場であり、憩いの場。
いくら尊敬する建築士さんでもガツガツ注文をつけさせてもらいました。

だってゴリも言ってましたもん。
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ほらね(笑)

  • 屈まないで食器を取り出せる
  • 食器棚の増設
  • 人造大理石シンク
  • キッチン付近に書類を仕舞う収納
  • 作業スペースの確保

もうワガママ言いたい放題です(笑)
限られたスペースをどう活用するか。
空間のバランスを極力崩さないように…。

でも建築士さん、私たち夫婦が無理難題を言い放つも笑顔で調整を繰り返してくれました(^^)
オープンハウスのお宅が我が家のキッチンとほぼ同じつくりだったため、イメージもつきやすく安心できました。
変更後のイメージもバッチリできました。

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打ち合わせ前に何パターンもイメトレしていたのですが、やはり建築士さんには敵いません。
私が数日かけて練ったプランよりいいものを、ものの数分で導き出してしまうんですもん(笑)

変更後のキッチンはある程度まとまりました。
現在は細かな取り合いを調整してもらっています。

リビング戦争

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今では笑い話ですが、打ち合わせ直前まで夫婦でリビングの配置について譲れない戦いをしていました。
まずは1階の間取りをご覧ください。

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グレーとブルーの見慣れない物はソファーです。
そしてこのソファーが争いの火種となりました。

ママは自他認めるテレビ大好き女子。
特にドラマ特化型。
多く語ると怒られそうなので触れませんが、ホント~にドラマが大好きなんです(笑)

一方私はテレビはプロ野球を見る程度。
プロ野球シーズンは家族にチャンネル変更を許しません。
とか言いながらもスマホをいじりながら横目で野球を見ているんですけどね(笑)

私としてはこの家で一番居心地の良い場所であるソファーの位置は譲れません。
昼間は雨戸・障子を開け庭のウッドデッキや木々を眺め、四方から入る風に季節を感じられる特等席だからです。
この家で一番の特等席はこのソファーであり、建築士さんはそれを計算して設計されたと感じています。

しかしママはドラマに全身全霊を注ぎ入り込みたい。
横からテレビを見るなんてもっての他。
正面から居心地の良いソファーに体を委ね、万全の体勢で見たいのです。

横目でテレビを見るパパ。
正面でテレビを見るママ。
はい、バトル勃発です(笑)

家はママへの贈り物だと思っていた私でしたが、家への拘りが強くなりすぎてここだけは譲りたくありません!

だって家の中で一番心地いい場所ですよ?
それを建築士さんがつくりだしてくれたんですよ?
ママ、ごめん。
ここだけは譲りたくないよ!

正直にお互いの気持ちを建築士さんに伝えました。
ソファーを2個置いて空間を崩すような中立的な考えは私、ママ、建築士さん揃ってありません。

様々なアイディアがでました。
でもまとまりません…。

でも最後にママが折れてくれました。
「パパ、座り心地の良い可愛い座椅子を買ってね」

現行通りの位置に作り付けソファーを置き、ママは座椅子に座ることで妥結しました。

そしていつの日か、できれば引き渡しまでに座り心地の良い可愛い座椅子を買って、惜しみ無くドラマに熱中できるリビングにするからね。
ありがとう(T-T)

細かな微調整

微調整はまだまだ続きます。

  • ダストシュート的な洗濯かご
  • 脱衣所のパジャマ・下着置き場
  • 玄関ホール幅を2人が脱ぎ履ぎできる広さ
  • シュッと靴がしまえる下駄箱
  • 将来間取りを変えやすい下準備
  • 見えそうで見えない、家から生える特注洗濯干し
  • 居心地の良い最小限の照明計画
  • 引き違い窓撲滅計画

提案力に長けた建築士さんだから表現できるディティールに期待し夢が膨らみます。


おわりに

建築士さんが我が家との度重なる打ち合わせから見出だした3つのポイント。
『普遍』『価値』『主義』

今回は我が家の性格であり、譲れない『主義』を存分に組み込むことの出来た打ち合わせになりました。

今まで何十社と建築会社を見てきましてが、ここまで我が家を知り、受け止めてくれたところはありません。
ソファーの件でママには苦い選択をさせてしまったかもしれませんが、私の言葉では揺るがなかった気持ちも建築士さんの包み込むような言葉で納得してもらえました。

この建築士さんとの出会いは我が家の宝となるに違いありません。
予算が突拍子もなければ(笑)

詳細見積もりは来月末。
作り付けソファー&ダイニングテーブルもお願いしただけあり、ちょっと怖さも残るんだよな~(笑)

でもこの建築士さんにお願いしたい!
だって我々夫婦は、いつの間にかこの建築士さんの信者になっていたんですもん(^^)

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