2019年7月25日(木)
購入から1年半もの間、寝かせに寝かせた土地。
やっと日の目を浴びる日が訪れました。
そう、地鎮祭です。
実家のすぐ近くにあるお寺の住職さんにお願いしました。
住職さん、工務店さん、我が家で協力し準備をします。
砂を円錐形に盛って米・塩をお供えです。
竹を囲うように縄を巻いていくのですが、運気が上がるよう下から上にひと巻き。
縄が途中で絡まり住職さん+工務店さん2人の計3人でほどきながら巻いていくのですが、もう腕まで絡まりそうです(笑)
お供え物をセッティングし準備完了。
なんか無駄に映えますね♪
約30分の地鎮祭でしたが、子供たちも真剣。
住職さんのホラ貝でスタート。
このホラ貝には私だけでなく工務店さんも子供たちも感動。
『ホントに家が建つんだな…』
キュッと胸が締め付けられる思いです。
今回の地鎮祭は住職の娘さんがビデオ撮影。
何に使うのかは分かりませんが(笑)
「一棟住居建築~…」
お経を読んでくださり、この部分は聞き取ることができました。
住職さんと共に鍬入れ(鍬が無くスコップでした)です。
私のあとに工務店さん→妻+子供たち→住職さんの娘さんの順で、その場にいた全員が鍬入れを行いました。
最後にもう一度ホラ貝を吹き終了です。
お供え物はお寺にて供養してもらいます。
後片付けも皆で行います。
竹と縄は1週間ほど敷地に残すそうです。
住職さんを見送り、工務店さんと共に分譲地内へ挨拶回り。
分譲地内には他に7軒のお宅があり、我が家以外は既に住み始めています。
うち3軒のお宅はいらっしゃったので挨拶とご挨拶の品を配り、4軒のお宅は不在でしたのでご挨拶の品と手紙をドアノブにかけておきました。
ご近所さんとお話でき、子供たちと年の近い子達がたくさんいたこと、皆さん笑顔で我が家を歓迎してくれホッとしました(^^)
この土地の所有者は私かもしれません。
しかしそれは人間が決めたルール。
「この地は日本、栃木県、那須塩原市であり、そこにとーいちさんの家を建たせてもらうんですよ。傲る(おごる)ことなく、自然に感謝の気持ちを忘れないでください。そうすればきっと良い家が、無事故で建ちますよ」
住職さんから頂いた有難いお言葉です。
心が清められました。
そして改めて家が建つスタート地点に立つことが出来たと感じました。
工務店さん(建築士さん)も過去に何度も地鎮祭に参列されています。
しかし神社式(神主)しか経験がなく、お寺式(住職)が執り行う地鎮祭は初めて。
神社式はどこかお祭りのような華やかさがあるようですが、お寺式はそうではないそうです。
しかし建築家として胸に重く響いたのはお寺式のよう。
貴重な体験をさせていただいたんだな~(^^)
人生一度きりと思われる地鎮祭。
我が家は自分たちで下準備をするスタイルを選びました。
今後地鎮祭をされる方の参考になればと、用意したものを紹介です。
お寺さん→お供え物の台
工務店さん→竹(1.8~3.6m×4)・縄(10m程)・スコップ
施主(私)→砂(1袋)・尾頭付きの鯛・季節の野菜+果物・塩(お茶碗1杯)・米(お茶碗1杯)・五穀(2パック)・水(500ml)・おちょこ(8個)+とっくり(2個)・日本酒(1升)
そして当日は30分程の準備に参加させてもらいます。
なかには準備など、工務店や神社が全てしてくれる所もあるでしょう。
でもやはり、ここまで紆余曲折あった家づくり。
『できる限りのことはしたい』
最後まで当事者として見届けようじゃありませんか(^^)!
おわりに
お経を唱えてくれた住職さん、様々なサポートをしてくれた建築士さんと工務店さん、草刈りをしてくれたお義父さんとお義母さん、住職さんに繋いでくれた自治会長さん、心から感謝しています。
ありがとうございました(TT)
そして今後ともよろしくお願いします。
着工までは1ヶ月程あく予定です。
それまでは私も夏休み。
何しようかな~(^^)?