今思い返すと2019年の年明けは波乱万丈でした。
1月5日に契約をしていた住宅業者から…。
「とーいちさんの家は建てません。しかし、報酬金の81万円はお支払い下さい」
思いもよらぬ電話に家を建てる気力が無くなり、更には住宅業者を信用することができなりました。
この当時は『住宅業者=全員詐欺師』なんて思ってました。
でも妻のため、子供のため、両親のため…。
『日本のどこかに1人くらい信用できる住宅業者がいるのでは?』
こんな思いで、藁にもすがる思いで再度パートナーを探したのを覚えています。
そして2019年9月10日(火)、我が家もようやく着工です。
時には家の在り方を教えてもらい…。
時にはじらされ…
そして契約しました。
我が家の間取り図。
トラブルから時は経ち先月末、地縄張りにて家の建ち位置が明確に。
そして昨日、遣り方(やりかた)が建てられ、ここからは日に日に家が家となっていくでしょう。
地縄張りはロープやビニールテープで家の位置を明確にします。
遣り方とは、建物の正確な位置と高さを示す糸を張るための仮設の囲いです。
着工日当日は、この遣り方まででした。
今後この釘に水糸が張られます。
遣り方は今後の基礎づくり、いや、家づくりを左右する大事な行程と言われています。
着工へ行く!
現住まいの浦和から家が建つ那須まで電車で3時間弱。
平日なためお姉ちゃんは幼稚園。
ママも送り迎えがあるので、レディースは浦和で待機です。
未収園児の息子と午前中に仕事が終わったパパ。
ボーイズは着工記念日を祝うべく往復6時間弱の乗り鉄デート(笑)
宇都宮駅での乗り換えも何のその!
2歳児(♂)は電車に乗れれば幸せになれる生き物。
あっという間に那須塩原駅に到着です。
駅から建築地までは歩いてすぐなんですが、じぃじ・ばぁばに孫と戯れさせるため迎えに来てもらいました。
那須塩原駅到着の写真を見てもらえれば分かると思いますが、暑すぎるぐらいの快晴です。
でも車に乗り込み1分後、土砂降りの通り雨(TT)
ちょっと雨宿りです。
30分もしないうちに雨がやみ、建築地に向かいます。
これが着工か…
これが我が家の着工記念写真です。
写りたがりな息子もパパがスマホを構えると同時にカットイン(笑)
基礎職人さん2人が台風翌日で炎天下の中、汗だくになりながら片付けの最中でした。
挨拶に言ったら、気持ち良い笑顔でお出迎え。
些細な質問にも丁寧に分かりやすく説明して下さり、もうテンション上がりましたね♪
良い人だ~♪
家はどんな良い材料や設備、メーカーを選ぼうが、しっかりと施工してくれる職人さんでなければ意味がありません。
また、片付けや挨拶だけで判断をするのは危険かもしれません。
でも今までのトラウマとでも言いましょうか、こういう小さな気遣いが本当に嬉しかった!
基礎職人さんの第一印象は非の付け所がありません!
帰路
長居しても職人さんの迷惑になるので5分程の滞在で駅に戻ります。
車の中で息子が急に…。
「ラーメン!」
「ラーメン!」
「ラーメン!」
孫がラーメンを食べる姿を見たいじぃじ・ばぁばは大喜び!
爺「あそこにラーメン屋の看板があるぞ!」
婆「私たちは食べないけど一緒に行くよ!」
私「いやいや、まだ16時。夕飯には早い」
すると空気を読んだのか息子は…。
「ポテト!」
「マック!」
「おもちゃ!」
ハッピーセットのことね。
まぁ着工に付き合ってくれたし、帰りの電車も長いから機嫌を取っておこう。
じぃじ・ばぁばには悪いけどテイクアウトで(笑)
食べるところ見せれなくてごめんね。
駅まで送ってもらいお別れです。
さーここから電車で3時間弱。
まずはマックでテンションアップ。
まずはミルク、次にナゲットを貪るも…。
ナゲット残り1個、ポテトほとんどを残しスタミナ切れ。
買わなくて良かったやん(笑)
おわりに
恥ずかしいことに着工前日、なかなか寝付けず。
恐らく2時間くらいしか寝れなかった気がします。
遠足や旅行の前にワクワクする子供のよう?
いや、それとも不安も半分?
それすら良く分かりません。
12時に家を出て帰ったのが19時過ぎ。
息子よ、7時間のデートに付き合ってくれてありがとう!
たぶん完成までこのデートは続くから宜しくね(笑)