「我が家でも採用したい!」
「子育て中でも安心!」
SNSを中心に熱狂的なファンの多いマドリエさんは、子育て間取りを中心に手書きで可愛い間取りを紹介しています。
本来は子供のスタディコーナーを多く取り入れていたのですが、それらが現代のリモートワークやテレワークと言った在宅勤務に適した間取りだと注目を集めています。
今回はそんなマドリエさんが書いた間取りの中から、つい真似したくなってしまうワークスペース・ワークルーム付きの間取りを8つ紹介します。
各間取りの坪数や家族構成、イメージ写真を踏まえて妄想を楽しんでください。
※ 注意点
・間取りの中ではワークスペース・ワークルームという名称では紹介されていません。
・当ブログでは個室でないものをワークスペース、個室であったり扉やパーティション設置で個室になる部屋をワークルームと表現させていただきます。
- テレワーク・リモートワークって?
- キッチン内プラン
- ダイニング脇プラン
- リビング脇プラン
- LDKの中央プラン
- 完全個室プラン
- 寝室の一角プラン
- 2箇所プラン
- ワークスペース・ルーム両方採用プラン
- "机+椅子"の変わらない価値観
- オススメ間取り本3冊
- プロに無料で間取りを書いてもらう
- おわりに
テレワーク・リモートワークって?
そもそもテレワークもリモートワークも造語です。
そして意味合いは一緒。
気を遣って使い分ける必要はありません。
tele(離れた所)+work(働く)
=telework(離れた所で働く)
remote=(遠隔,遠い)+work(働く)
=remotework(遠隔勤務,遠くで働く)
余談ですが、政府は「テレワーク」という言葉をよく使います。
背景としてテレワークを導入した企業に対し、国から助成金が出る制度を「職場意識改善助成金(テレワークコース)」と呼び、その浸透策だとも言われています。
テレワーク・リモートワークと同じ意味合いで「在宅勤務」と表現する企業も増えてきましたね。
それでは本題の間取りに入っていきましょう。
キッチン内プラン
こちらは家事の合間にサクッと作業を進めるプラン。
キッチンとワークスペースを近づけたことで、料理教室の先生がリモート教室を開くのにも適していますね。
またワークスペース後ろに食器棚があることで、リビング・ダイニングから程よく目隠し効果も。
家族と付かず離れずな距離感が魅力的なプラン。
働く女性にオススメしたいワークスペースでした。
「ママがキッチンから出てこない!」
なんて旦那さんやお子さんからのクレームが予想されます(笑)
ダイニング脇プラン
こちらはお部屋をチラ見せし、テレビ会議にてお洒落を然り気無くアピール。
ワークスペースからキッチン・ダイニング・リビング・畳コーナー・階段と、多くの空間を見ることができるプランです。
もちろん多くの空間が見えると言うことは、テレビ会議前の整理整頓は大変かもしれませんね。
部屋を彩るのが好きな方にはオススメのプランです。
またこのスペースは多くの空間と繋がることで家族との距離感がとても近いプランとも言えます。
小さなお子さん家庭では近くに寄り添うことで安心できますね。
リビング脇プラン
リビング脇に籠れるお一人様ワークルーム。
本棚・収納を近い位置(隣)に配置し、機能的な空間になりました。
家族との距離を感じたいときは扉を開け、テレビ電話や作業に没頭したい時は扉を閉めましょう。(間取り図には扉は書かれていません)
仕事にメリハリを付けたい方にオススメのプランです。
ワークルームの上、2階はウォークインクローゼット。
足音・生活音を気にすること無く作業ができますね。
LDKの中央プラン
こちらはリビング・ダイニング・キッチンと3エリアの中央にワークスペースを設けたプラン。
各エリアへのアクセスが良く開放的。
どのプランより家族との距離が近いのが特徴ですね。
生活から仕事のインスピレーションを得たい方にオススメです。
親が一生懸命働く背中を家中どこからでも子供に見せれます。
子供の勉強への意欲、仕事のやりがいを小さい頃から刺激できるのも魅力の1つですね。
完全個室プラン
1階にLDKと生活空間を集約し、2階は寝室・子供部屋と休息空間を集約。
静かな空間が集まる2階に完全個室のワークルームを設けました。
仕事をする際には徹底的に集中できる空間を追求しました。
在宅ワークの職種でも、仕事と家庭を切り離して作業したい方にオススメのプランです。
ただこちらの間取り、仕事と家庭は切り離して考えても、一旦仕事モードをから家族モードに切り替わればどうでしょう。
広々としたウッドデッキにバルコニー。
大空間で家族と自然と深く関われる間取りです。
家族との関わりや自らのリフレッシュには妥協しません。
寝室の一角プラン
寝室の一角をワークスペースとしたため静かな空間で作業ができます。
家の中ではLDKの次に大きい部屋と言われている寝室に組み込むことで、閉塞感が無いのは嬉しいですね。
デスクを背中合わせに配置することで、夫婦別々に集中して自分の作業に没頭できます。
しかしアイデア交換をしたければ直ぐに出来る距離感。
夫婦別々に作業スペースが欲しい方にオススメのプランです。
共働きに限らずパパは仕事、ママは趣味と使い方は自由。
直ぐ脇のベッドに転がりリフレッシュのしやすいワークスペースは、マイホームならではのスタイルと言えます。
2箇所プラン
1階には2人がけ(A)、2階には3人がけ(B)のワークスペース。
2箇所あるメリットは"環境毎に使い分け"に尽きます。
温度・湿度・明るさ・音は家中均一ではありません。
また作業に必要なスペースも内容によりバラバラ。
そして子供の成長により必要とする人が増える事も忘れてはいけません。
子育て世代・家族との距離感を作業毎に変えたい方にオススメです。
夏場は涼しい1階、冬場は暖かい2階といった使い方もストレスなく作業に没頭できますね。
ワークスペース・ルーム両方採用プラン
1階にはオープンなワークスペース(A)、2階にはクローズできるワークルーム(B)。
使い分けは至ってシンプル"籠りたいか"だけです。
空間が広いor狭い
自分以外に人が居るor居ない
集中レベルが高いor 低い
作業スペースが複数あることで、自分だけでなく家族も快適な環境を手にできるのが最大のポイント。
本格的に在宅で仕事をされる方にオススメです。
"机+椅子"の変わらない価値観
本記事では現代風に「ワークスペース(ルーム)」と繰り返し表現してきましたが、これらの空間は今に始まった事ではありません。
以前から存在し、「書斎」「PCコーナー」「パウダールーム」「スタディスペース」「ユーティリティ」「趣味部屋」等と言われ家に欠かせない空間でした。
呼び方こそ変われど、いつの時代も食卓以外に"机+椅子"の作業スペースは求められていたんですね。
そこに"置かれるもの"であったり、"すること"が少しずつかわり、"机+椅子"は普遍的な価値観として私たちに染み付いていたのです。
これからも変わることは無いでしょう。
最後に私が読んだお気に入りの間取り本3冊と、利用して良かったプロによる無料間取り依頼サイトを紹介します。
オススメ間取り本3冊
上記3冊はご自身にとって求める間取りを見つけるパートナーとなるでしょう。
どれも間違いの無い本ばかりです。
今までに100以上の家づくり本を読んだ私が特にお勧めする本5冊、Amazonで売れ筋の5冊は「【家づくりに役立つ本2020年版】売れ筋5選+オススメ5選-マイホーム特化型-」にて紹介しています。
もちろん先程紹介した本もランクインし、全ての本の感想を載せました。
間取りだけでなく家づくりに悩まれている方は参考にしてみて下さい。
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