今年の夏は暑いですね。
最近はもっぱらお庭プール。
子どもたちはコロナなりに夏休みを堪能できているようです。
でも私は悶々とした日が続いています。
それが家庭菜園の石ころたち・・・。
パッと見はそこまででもないんです。
でも桑を入れると石ころだらけ。
音は「サクッ」でなく「ジャリッ」と、砂を掘っているかのよう。
時々「カーン」と、大きな石も発掘できます。
去年、親戚の農家にガチ耕運機で耕してもらい、石拾いしたんだけどな・・・。
でもこれだけじゃ足らなかったみたいです。
ならばと、家庭用のミニ耕運機と土ふるいを購入。
空いているスペースで改良実験。
徹底的に石と戦いました。
- 現状の石だらけ畑
- ミニ耕運機で畑を耕す
- 土ふるいの出番です
- ビフォー・アフター
- 雨が降ってまた固まりました
- 石灰を撒く
- 耕運機「アルミス 耕す造 AKT-1050WR」
- 土ふるい「高儀 園芸フィルター」
- おわりに
現状の石だらけ畑
表面にも浮き出てますね、石が(笑)
我が家の畑は栄養がなければカッチカチ。
目指すは微生物やミミズ(以下、有機物)がたくさんいて、フカフカな農家のような畑です。
農家に聞いていてみても、「石は無いに越したことはない」とのことです。
野菜の根っこが伸びやすい土にするために、石は無い方がいいよう。
ただ石とり以上に、有機物の方が大切らしいですよ。
でも我が家のカチカチの畑。
これじゃあ有機物も住みたくないですよね。
ミニ耕運機で畑を耕す
まずは楽天で購入した1.5万円のミニ耕うん機(耕す造/AKT-1050WR)の出番。
今回は約2坪(6.6㎡)程のスペースを耕しましたが、時間にして20分。
あっという間に細かく耕せました。
今までは桑で倍以上の時間をかけ耕していましたが塊がたくさん。
ここまでフカフカには耕せません。
耕運機は”ミニ”ですがグイグイ深くまで掘り進んでいきます。
親指ぐらいの石なら全く問題なく掘り起こします。
拳サイズの石に当たると耕運機が跳ねますが、しっかり掘り起こしてくれます。
今回の使用では、拳3つ分サイズの石まで掘り起こしてくれました。
恐るべし、ミニ耕うん機。
家庭用電源だけでここまでパワフルだとは思いませんでした。
感動モノです。
もともと痩せた畑なため、30分もお天道様に当たっていれば乾燥して白っぽく戻ってしまいますね。
そして耕して痛感させられる石の多さ・・・。
土ふるいの出番です
耕してフカフカになった畑。
これなら土ふるいやりやすそうです。
土ふるいを振ること5秒、↑こんな感じで石が残ります。
網は3枚あり目の粗さが異なりますが、今回は真ん中の粗さを使用しています。
それにしても石が多いですね(笑)
半分の1坪を終える頃には一輪車がいっぱい。
2坪耕し土ふるいをし、一輪車2台分の石を取り除くことができました。
雨が降ってまた固まりました
フカフカで気持ちよくなった畑、しかしそれも束の間。
大雨と共に表面は以前ほどでは無いものの固まり始めました・・・。
ただ中はそこまで固まっていません。
これは耕して日が浅いからなのかな?
ただまだ有機物(ミミズや微生物)が住むにはまだ過酷な環境なのかもしれません。
餌と空気が必要だと学んだため、ここからは「土壌改良」をしていきたいと思います。
石灰を撒く
土壌改良には石灰・堆肥・肥料が必要なようです。
土を酸性→アルカリ性へ中和
順番としては畑に石灰を撒き2週間〜1ヶ月。
その後に堆肥と肥料を加えます。
今回は石灰まで撒き、1ヶ月ほど放置したいと思います。
(1〜2週間おきに耕しはします)
「1坪あたり200〜400g」と記載がありました。
あげすぎてもいけないようですので、ひとまず2坪のエリアなので500gを散布しようと思います。
意気込んで10キロ分の石灰を購入しましたが、今回使用したのは500gでした。
向こう数年は石灰に困らなそうです(笑)
参考までに、ホームセンターで10キロの石灰は500〜700円でした。
最後にしっかり石灰を土に混ぜ込んで終了です。
1ヶ月後、堆肥+肥料も巻いていきますのでお楽しみに(^^)
耕運機「アルミス 耕す造 AKT-1050WR」
今回私が購入したのはこの耕運機。
ガソリンもガスも必要なく、家庭用電源だけで使えパワフル。
この力強さは想像以上でした。
使用感としては、15cmまでの石は掻き出せました。
(それ以上の大きさの石は試せていません)
ただ大雨後の湿った土では乾燥した土よりも抵抗がかかり、やや回転数が落ちます。
しかしそれでも問題なく耕せます。
この機種にはパワー(ワット数)がいくつかあり、私は一番パワフルなものを購入。
ワット数が低いものを購入しても耕せると思いますが、湿った土地では少し不安が残ります。
収納も持ち手が折り畳めるため場所を取りません。
10mの延長コードが付属されています。
延長コードは巻取り式か、そうでないタイプがあります。
付属されているのは、そうでないタイプです。
土ふるい「高儀 園芸フィルター」
以前は買い物かごで土ふるいをしていました。
しかし買い物かごは目が粗く細かな石は取れません。
こちらは細かな石を取り除けるだけでなく、女性でも使えるほど軽いのが特徴です。
サイズによりますが価格も1,000~2,000円ですので、もっと早くに購入しておけば良かったと後悔しています。
ちなみに私が使っているサイズは30cmと真ん中のサイズです。
おわりに
土質の改良をしなくても野菜は育っていました。
ただ根っこがなかなか伸びず、枝豆のように上に伸びる野菜は風で倒れやすいです。
もちろん支柱を立てればある程度は支えられます。
しかし根を遠くまで張ることが出来れば倒れにくくなるだけでなく、水分と栄養がとりやすくなります。
質の良い根を張るためにもフカフカで有機物がたくさんいる土は大切なんですね。
この土を見て思いました。
なんで今までミニ耕運機+土ふるいを買わなかったのか(T_T)
桑と買い物かごより早く簡単に作業でき、土の質も桁違いなのに。
両方購入して2万円でお釣りがくるぐらい。
私は購入まで1年悩みましたが、これはホントおすすめですよ。