着工29日目の2019年10月8日。
上棟日ということで、お昼過ぎに仕事が終わり新幹線で現地に向かいます。
おっ!もう建ってるぞ!
私が現地に着いたのが16時頃。
数時間でここまで骨組みが出来上がるんですね。
いや~、最初から見たかった~(TT)
有給とるべきだったか…。
この日は現場監督・棟梁も含め8人の職人さんが我が家を施工。
常には棟梁さんのみですが、上棟初日・二日目は大きな材料を多く使うため助っ人職人さんも来てくれました。
さっそく室内を見学させてもらいます。
だんだんと家らしさが滲み出てきましたね。
華麗なる連携技
到着して間も無く屋根の下地材が張り始まりました。
すると今まで別々の作業をしていた職人達が一気に集結し、見事な連携技を見せてくれます。
開いた口が塞がりませんでした。
①下地材を手作業で切断
②レッカーに固定
③レッカーで持ち上げ
④屋根上で下地材を受け取る
⑤屋根の滑らない位置に置く
同じ作業の繰り返しです。
でもなんでしょう。
男のロマンとでも言いましょうか。
気付けば1時間以上ボーっと眺めていました(^^)
ホント職人さんたちカッコいいですね!
緑の洋服を着ているのが我が家の現場監督さん。
気付くと数日後に迫った台風対策のため、外周をぐるりとブルーシートで被っていました。
慣れた手つきでホチキスをバシンバシン。
これにも惚れ惚れ(^^)
おわりに
屋根上で作業する職人たちはみんな命綱無し。
不安に思い現場監督に確認です。
「命綱無しで大丈夫ですか?」
「とーいちさんのお宅は屋根勾配が緩やかなので全く問題ありません。この程度の勾配で命綱はむしろ職人たちのストレスにもなりかねません。気持ちよく仕事をするのにも今回は着けずに仕事をさせていただきます」
安全面から見れば良くないのかもしれません。
しかし、職人という生業は"粋"であったり"繊細な感性"の上で良い仕事ができる職種であることも肌で感じることができました。
現場監督さん、棟梁さん、職人さん。
どうか我が家をよろしくお願いします。