心も体も暖かい家づくり

2020年1月までにマイホーム引き渡し。間取り・価格・断熱に興味深々。暇があれば勉強にトコトコ。家、家、家…たまに野球。

無暖房の家を体感~快適性が桁違い~

~暖房を付けることなく生活する~

『なにバカな事を言っている』

そんな声が聞こえてきそうだ。



雑誌やハウスメーカー巡りの最中に気になっていたうたい文句。

『無暖房で営業中』

家作りの根幹に『電気代を抑えつつも快適な家。我慢しない家』を持っている私からしたら、心踊るキャッチフレーズ。



一条工務店との打ち合わせ(契約はしていない)があるため、いつもの展示場に足を運んだ。

寒さが厳しい2月上旬。

打合せが思いのほか早く終わり、ちょっと展示場内を一回り。

瞬時に体も冷えているなか目にする『無暖房で営業中』の看板。

気になっていたが、値段が高いと名高いハウスメーカーだったため行かなかった。

ただ今回は時間もあるし体も冷えきっている。

少し話を聞いてみるか…。



玄関を開けるとどうだろう。

メチャクチャ暖かくて快適!という訳ではないが、ほんのり暖かく心地良い。



すかさず案内の人が来たため質問。

「ホントに無暖房ですか?」

案内人は自慢気にうなずく。



心を奪われた。


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そのハウスメーカーの名前は

『北州ハウジング』

全国展開しているハウスメーカーだ。



財布事情から契約することは無いが、一条工務店以来の『私はこんな家に住みたいんだ!』と感じたハウスメーカーなため紹介したい。



この無暖房を実現するためのキーポイントが、断熱材の厚さと窓だ。

まずこの断熱材。

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内断熱→高性能グラスウール16K:140mm
外断熱→ロックウール:80mm

最近流行りで一条工務店も採用しているダブル断熱だ。



家作りに向けさまざまな本で学び、私なりに出した答え。

『断熱材を200mm入れたい。だが現実は120mmでも入れられるかどうか…金銭的にも入れれて100mmなのかな』

そんななか、最大目標値の200mmを越し合計220mmの断熱材。

これなら無暖房も納得だ。



続いて窓。


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最近は多く見ることになった樹脂サッシ…どなく木製サッシ。

家の熱の5割は窓から逃げていく。

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窓はガラス+サッシで成り立っている。

その断熱性能は…

ガラスの枚数
シングル<ペア<トリプル

ガラスとガラスの感覚
6mm<12mm<16mm

ガラスとガラスの間の空気
空気<アルゴンガス<クリプトンガス<真空(空気無し)

サッシの種類
アルミ<アルミ+樹脂<樹脂<木製

このように断熱性能が良くなる。

断熱性能を上げれば、もちろん価格も著しく上がる。



北州ハウジングが採用しているのは

トリプル+アルゴンガス+16mm+木製である。

ガラス間の空気はアルゴンガスと、ランクが低く感じるが、そもそもアルゴンガスさえ入れていないメーカーは多い。

今回見たモデルハウスは8年前に出た旧型なため、当時の最先端だったペアガラスを採用していた。



ただペアガラスだろうが、無暖房を実現している事に代わりはない。



ただ一つ誤解を与えてしまっていたら申し訳ない。

『無暖房』といっても24時間ではない。

ルームエアコンを使っている。

私たちが行動している時間帯でなく、深夜電力の時間帯である22:00~7:00まではエアコンで家全体を暖めるのだ。

このモデルハウスは60坪以上だが、ルームエアコン2台(1階、2階に1台ずつ)だけを稼動させる。

ルームエアコン2台を22:00~7:00まで24℃の自動運転で稼働させ、7:00~22:00は無暖房という仕組みだ。

日中帯はいかなる暖房を付けることなく快適に過ごすことができる。

大きい空間を一番安く暖めることができるエアコンを使用することもポイントの一つだ。




灯油ストーブの濁った空気。

エアコンの風が当たらない快適性。

床暖房のランニングコストの不安。

薪ストーブのメンテナンス。



これら全ての不安を拭ってしまう無暖房。



こんな家を追い求めていたのだ。



私がなぜそこまで断熱性能にこだわるのか。

本当はこの話だけで1つの記事を書きたいが、今回はさわりだけ説明しよう。



断熱性能にこだわるのは、今の住まいに不満があるからだ。

築30年以上の社宅で5階建ての1階に私は住んでいる。

日当たりは決して悪くは無いとは言わないが多湿で暖房の効きは悪い方。

常にエアコンを回して住める環境。

カビは繁殖し放題で、肌の調子も社宅に住み初めてからよろしくない。

除湿器・空気清浄機はあたりまえ。

エアコンの風が当たると不快に感じる。

そもそもいくら省エネの暖房器具でもいつかは寿命がくる。

機械ものは10年で取り替えという考え。



そんななか機械に頼った快適性でなく、そもそも機械に頼らなくても快適な家を建てたいと感じたのだ。

機械に頼らない=電気代が安い

機械は10年、家は100年。またはそれ以上。



一度手に入れた断熱効果が高い家は一生ものだ。

高性能エアコンや床暖房といった機械ものとは訳が違う。



初期投資をするなら、素晴らしい機器でなく断熱材であり窓といった躯体。



それこそが快適な家で一生住むために必要なことだと考えているのだ。



片寄った考えかもしれないが、これは家を建てようと決心したその日から変わらない。



無暖房の家、北州ハウジングからやや脱線してしまったので、車輪をレールの上に乗せよう。



私は人の影響をモロに受ける人間だ。

『良いな』と思うアドバイスをくれる人がいたら、その人の全てを好きになる。

というより、全てを好きになろうとしている自分がいる。



今回は北州ハウジングの断熱性能であり窓に惚れた。

そしたらどうだろう。

北州ハウジングの他のところまで好きになろうとする自分がいる。

むしろ好きになってしまった。



そんな北州ハウジングの好きになったところを紹介したい。



・木の天井

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これはリビングから吹き抜けを通して見た天井だ。

なんだろう、温もりが心地良い。

『家』という現実的な世界なのに、非現実の世界にいるような感覚。

嫁におねだりしたいリストPart.1である。



・勾配屋根


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ペンションというか隠れ家というか、建て売りでは絶対に見れない家の形。

更には軒の出(窓の上にまで屋根が出ている)がさりげなくて格好いいし、夏場は日差しを家の中に入れない快適な屋根。

天窓や屋根から出る窓は付け方・位置によりメリットにもデメリットにもなるくせ者だが、外観は格好いい。



・勾配天井

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建て売りではほとんど見られない勾配天井。

屋根の一部が窓という点では、音・断熱性など不安が残る。

また圧迫間がある。

しかし寝るときは広々とした空間より狭い空間の方が落ち着かないだろうか?

また天井がすぐ上にあると、更に落ち着かないだろうか?

私は落ち着く。

私だけだろうか?

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お気づきの方も多いだろうが、先程の木の天井も勾配がある。

木の天井+勾配天井=完璧

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この寝室…。

木の天井+勾配天井+すぐ上に天井の下で寝れる=言葉にできません



性能面だけを追い求めてきた私が惚れた空間。



嫁におねだりしたいリストPart.2である。


おわりに

一条工務店より価格が高い北州ハウジング。

金銭的に一条工務店を諦めようか悩んでいる私にとっては届かぬ夢だ。

ただあの断熱性能・窓・木の天井・勾配天井・外観…。

私にとってはストライクゾーンにホームランにできる絶好球が来たようなものだ。

ただ監督(嫁)から『待て』のサイン(金銭的に無理だよ)が出ている。

打ちたい…。

でも打てない…。



現実はそう甘くない。

身の丈を知った良い機会だった。



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