心も体も暖かい家づくり

2020年1月までにマイホーム引き渡し。間取り・価格・断熱に興味深々。暇があれば勉強にトコトコ。家、家、家…たまに野球。

【床材まとめ】DAIKEN トリニティ・ハピアフロア 特徴や価格を全網羅

今回は絶賛どハマリ中の床材について。
そのなかでも今回はプリントシールについて分析・紹介をしていく。

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タイルや大理石などの床材もあるが、我が家が検討しているのは暖かみのある木目調のフローリング。
フローリングといってもその種類・表情は無限大。
勉強を始めて床材の奥深さに興奮が止まらないこの頃。
全てを伝えることは不可能。
『こんなに種類があるんだな~』
てな具合に受け止めていただきたい。

またこれは私が素人ながら調べ、伝わりやすいよう独自の表現も含まれている。

フローリングの種類

大きく分けると『プリントシール』『無垢(むく)』の2つに分類される。

プリントシールとは、合板(ごうはん)の表面に木目調のシールを貼り木の雰囲気を表現。

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こちらが合板に貼られたプリントシール。

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プリントシールは厚み1mm以下と、非常に薄いもの。

しかしこれらが床材として並べられると
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無垢と見分けがつかない。


続いて無垢は本物の木である。
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プリントシールでは木目の写真をプリントするが、どうしても同じ柄になりやすい。
一見分からないが、よく見ると同じ柄がいくつもあることに気づく。

しかし無垢は全ての木目が異なり枝付近は節が、また年輪の厚み・間隔や樹脂の有無により無限の表情をもつ。

同じ樹種から切り取った床も色合いが全く異なるのも無垢の特徴だ。

ブラックウォールナットの色むら↓
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この色むらが床一面に広がることで、なんとも表現しがたい存在感を放つ。

プリントシール

このシールだけ見ても奥が深い。
ハウスメーカーで床を選ぶときはせいぜい色だけだろう。
なぜならハウスメーカーは決められたメーカーの決められた商品しか案内しないからだ。

しかし日本だけでも様々なプリントシールの床が存在する。
また様々な特徴をもち、採用する床により部屋の雰囲気はガラリと変わる。

無垢にも言えるが床の幅・長さ・縁(ふち)が色と同じくらい部屋の雰囲気を左右する。
私の印象としては幅が広く色むらが多い床材が、部屋を広く感じさせ温もりを多く取り入れられ好きだ。

だが今回は縁にフォーカスさせプリントシールを見ていこう。

DAIKENのプリントシール

床材だけでなくドアやタイルも扱うDAIKEN。
同社のトリニティとうい床材が無垢に極めて近い質感を出し、私の心をギュッと掴んだ。
無垢に極めて近いというのも、プリントシールの弱点である縁を独自の技術でカバーした点が高評価である。

プリントシールの床材は合板の繋ぎ目だったり、無垢風の床を表現するための隙間がどうしても安っぽい。
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↑右下のシールが剥がれかけている

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↑凹凸が弱い

表面にしかシールが張られていないため繋ぎ目は合板が丸見え。
またシールの端からめくれやすい。

この商品は決して安物ではない。
DAIKENのハピアフロアは1坪29,000円もする、プリントシールの中ではとても高価な床材に分類される。
建て売りでは1坪10,000円弱の床材が使われていることからも、グレードの高さがお分かりだろう。


私が惚れ込み、剥がれやすさ・縁の安っぽさを解消した床材がこちら↓
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商品名:トリニティ
坪単価:37,000円/坪

なぜこのトリニティがそんなに高く高性能なのか…
上記で紹介したハピアフロアと比較しよう。
(ハピアフロアもプリントシールの床材としてはハイグレードである点は忘れないでほしい)

まずは幅と長さ。
ハピアフロア
幅303mm
長さ1,818mm

トリニティ
幅178mm
長さ1,818mm

長さは同じだが幅はハピアフロアの方が太い。
しかしこれにはカラクリがあり、ハピアフロアは2枚の床を1枚で表現するため太くなっている。
それに比べトリニティは1枚板で178mmと、床に敷くとトリニティの方が太く高級感が出る。

↓両商品のサンプルカット
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↓ハピアフロアの部屋イメージ
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↓トリニティの部屋イメージ
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分かりにくいかも知れないが、幅が太くなり高級感が生まれる。
また1枚板を使用することで、繋ぎ目をまばらにすることができる。
ハピアフロアは2枚で一組なので、どうしても繋ぎ目が揃ってしまう。

↓ハピアフロア
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↓トリニティ
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この1枚板か否かで無垢の質感が大きく変わってくる。

またトリニティの最大の魅力は、無垢に近い1枚板を忠実に表現するためのエッジの巻き込みである。

エッジの巻き込みとは合板にプリントシールを貼る際、表目に貼るか板を包むように貼るかのことだ。

↓巻き込むように貼られたトリニティ
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ハピアフロアとトリニティを比べると一目瞭然。
無垢に近く高級感があるのは紛れもなくトリニティ。
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板と板の繋ぎ目が桁違いに格好いい。

トリニティの種類

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ホワイト系
アッシュ・シカモア

ナチュラル系
メープル・オーク・チェスナット

ダーク系
チェリー・チーク・マカボニー・ウォールナット

全9種類から選ぶことができ、小売り希望価格も全て37,000円/坪である。
ウォールナットなど価格が高いとされる樹種も、プリントシールなら価格を押さえれる点が魅力の1つだ。

価格

上記で紹介したトリニティ・ハピアフロアの価格はメーカー小売り希望価格であり、工務店や卸売り業者に売られる金額ではない。
住宅メーカーの暗黙のルールで『原価はお客に教えない』というものがある。
このルールは床材だけでなく、窓・キッチン・お風呂・トイレなど全ての設備に言えることだ。

お客さんに原価を伝えないことで住宅会社が収益を上げやすいという背景がある。
私が調べた限りだと、小売り希望価格の40~70%が業者の仕入れ価格だ。
メーカーと業者の関係性・年間仕入れ量・商品グレードによりパーセンテージが変わってくる。

参考程度に同じ商品でAmazonと楽天で価格差を調べてみた。


トリニティ ウォールナット柄

Amazon

楽天

仕入れ値が違うのか利益率が違うのかは分からないが、価格差がここまであるとは驚きだ。

一軒家の床材価格

イメージとして35坪分の床材が必要だとしよう。
また一般建売住宅の床材が10,000円/坪と仮定。
トリニティ・ハピアフロアはメーカー小売り価格で計算。

建売住宅
10,000×35=350,000

ハピアフロア
29,000×35=1,015,000

トリニティ
37,000×35=1,295,000

※あくまでメーカー小売り価格で計算なため、実際の金額とは異なる。

建売から高級プリントシールの床材(ハピアフロア)にグレードアップで、約75万円の上乗せが必要。
ハピアフロアからトリニティにグレードアップには約30万円が必要。

建売クラスからのグレードアップは上乗せ金額が大きいが、ハピアフロアからトリニティへは差ほど高く感じなくなってしまう。
家を建てた方からしたらあるあるだろうが、金銭感覚がマヒしてしまう。
だが数十万円、数万円の積み重ねが数百万円、数千万円になることを忘れてはいけない。

おわりに

住宅にこだわりを出し始めると歯止めが利かなくなる。
こだわりを出すとお金が簡単に飛んでいく。
ある部分にだけこだわりを出せればいいのだが、調べれば調べるほどこだわりたい設備が増える。
負のスパイラルに陥ってしまった。
だが心が躍っているのも事実。

今回は床材でもプリントシールに照準を当てた。
まだまだ入口だろう。
もっと床について深く調べ学んでいきたい。

次は無垢床について書こうと思う。
ここまでプリントシールに熱く綴ってきたが心は無垢にある(笑)



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