心も体も暖かい家づくり

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【31坪間取り】プライバシーを守り心地よく住める家

プライバシーを重視した間取り図。
洗濯物を干す場所を始めとした、見られたくないものは隠す。
そして住まい手が心地よく住める家を追及。

そんな思いから、旧プランにいくつか改善を求めていた。
そして建築デザイナーから届いた31坪の間取り図。
打ち合わせの度に増えていく我が家の要望。
全てを組み込むことはできないが、話し合いと取捨選択を繰り返し、よりプライバシーが守られた間取りへ進化したと手応えを感じている。

今回大きく変更した点は3つ。

  • 北側勝手口の利用価値向上
  • 和室空間の見直し
  • 洗濯干しスペースの移動

これらの改善にて、我が家に合った生活により近づいた。




新旧プラン比較

新プラン

【1階】
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【2階】
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【坪数】
1階→18.8坪
2階→12坪
合計→30.8坪

旧プラン

【1階】
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【2階】
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【坪数】
1階→19.2坪
2階→11.6坪
合計→30.8坪

それでは変更点を詳しくみていこう。


北側勝手口の利用価値向上

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妻が新築で実現したかったことの1つに、屋外ゴミ置き場がある。
キッチンを始め家中のゴミ箱をコンパクトなものにし、臭いや衛生面から小まめに屋外ゴミ置き場へ移す。

そのため利用頻度の高い勝手口。
私としても使い勝手の良い場所を選びキッチン付近に配置していたが、建築デザイナーは更に『周りからの視線』まで考えてくれた。

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間取り図右側には分譲地内の道路が通る。
通行人から少しでも視界に入りにくいよう窪みをつけた勝手口。
ゴミを屋外へ出すとき雨に濡れない。
またゴミ箱も雨に濡れる心配がなく衛生的。
建築デザイナーの気配りを細部にまで感じた改善だ。

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ただ青く塗られた屋根下部分。
こちらにゴミ置き場を設置した方が勝手口を広く使える。

勝手口に置くほどではないが雨にも濡れにくい。
ただ通行人からゴミ置き場が見えてしまうので悩ましいところ。

和室空間の見直し

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旧プランでは空いたスペースに和室と押し入れを組み込んだ形となり、必要最低限スペースよりゆとりが生まれた。
我が家では和室の必要最低限スペースは200㎝×300㎝と考えている。

市販で売られているシングル布団サイズは100㎝×200㎝が多い。
老後は1階和室に夫婦で寝たいと考えているため、布団2枚の200㎝×200㎝は最低でも欲しいところ。

また娘が里帰り出産や孫を連れて泊まりに来ることも考えると布団3枚、200㎝×300㎝が望ましい。
もちろん壁の厚さを考えれば210㎝×310㎝は必要だ。

旧プランでは6畳の273㎝×364㎝と余裕が持てる。
新プランでは210㎝×318.5㎝と、まさにベストサイズにまとめてくれた。

押し入れを無駄なく使う

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旧プランでは和室同様、空いたスペースに押し入れを組み込んだ。
よって91㎝×273㎝と、幅・奥行き共に広々。
一方、新プランでは75㎝×182㎝とサイズダウン。

我が家が押し入れに求めるものは、第一に来客用の布団と自分達の季節毎に変わる掛け布団の収納。

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(奥行き75㎝のタンスイメージ)

奥行き91㎝の押し入れに布団を収納しても、手前15~20㎝は余ってしまう。
そこで奥行きを75㎝とし、布団が収納できるジャストサイズとした。

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押し入れ脇に空いたスペース。
収納を増やすか、床の間とするか、パパのワークスペースとするか…。
これから妄想を膨らまし楽しみながら考えていく。

洗濯干しスペースの移動

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新プランの目玉、インナーテラス。

建築予定地の南北には隣家が建ち東側道路。
西側には林業を営む会社の木材が置かれている。
よって我が家は東側から通行人に見られやすい立地。
そこで西側にテラスを配置し人目を気にしなくした。

妻は1階に洗濯干しを希望している。
今までは南側にテラスを設け洗濯干しを考えていたが次のようなデメリットがある。

  • 通行人から洗濯物が丸見え
  • LDKでくつろいでいるとき、生活感溢れる洗濯物が視界に入る
  • LDKと庭の繋がりを洗濯物が遮る

【旧プラン】
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【新プラン】
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赤く塗られた所が移動された洗濯干しスペースだ。
上記のデメリットを全てクリアしたのが新プランの西側テラス。
こちらのテラスは洗濯干しメインで考えられた。

また脱衣所に置く洗濯機からテラスへ繋がる扉や、強い雨が降っても脱衣所の室内干しスペースにすぐ退避しやすい工夫も嬉しい。

窓の配置・サイズ問題

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リビングと和室に配置された4枚の掃き出し窓。
(青く塗られた箇所)
掃き出し窓のように大きい窓を多く配置すれば解放感があり、心地よい空間となるだろう。
ただし、解放感や明かり取り重視で掃き出し窓を増やすのはいかがなものか。

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(掃き出し窓)

掃き出し窓は引き違いタイプ。
引き違いのものはレールの上に車輪が乗ることから気密性が低い。(隙間が生まれやすい)

であれば滑り出し窓タイプの方がはるかに気密性が高い。(隙間が生まれにくい)

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(滑り出し窓)

また室内から外へ出る掃き出し窓は毎回同じになることが多く、年に数回しか開閉をしない掃き出し窓が出てくる。
であれば予め生活をイメージし、人が通る窓・風を通す窓・光を取り入れる窓と計画していきたい。

希望としては和室南面窓を『掃き出し窓→腰高窓』、リビング窓を『掃き出し窓×2→大開口窓×1』にしたい。

もちろん家具配置・外観バランスとの調整も並行して行うことが大切であり、建築デザイナーと相談しながら決めていく。


おわりに

建築デザイナーの細部にわたる気配りを感じた今回の間取り。
今まで以上に我が家の生活にマッチ。

窓・扉・収納エリア増設など、まだまだ細かな変更は出てくるだろう。
ただこの間取りをベースにしていきたいと感じた。

大きな使用変更はここまで。
一旦区切りをつけ次のステップ。
細部の微調整に入れたら良いと感じている。

少しずつ一歩一歩。
形になりつつある我が家をいとおしく感じてきた。
早く夢のマイホームに住みたいな(^^)

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