心も体も暖かい家づくり

田舎で24坪の小さな家に住んでいます。

建築士から教わった小さな家の収納論-3つのポイント-

建築士から教わった小さな家の収納論-3つのポイント-
我が家はバルコニー込みで27坪。
バルコニー抜きで25坪ほど。
4人家族にしては小さなおうちです。

14畳のリビング
14畳のリビング

LDKは14畳。
リビングにソファーは置きません。


子供部屋は4畳。
まだ個室は与えていませんが、これでも十分に事足ります。


各エリアを必要最小限に削りました。
そこで生まれた余白をどう活用したか。


「もちろん収納でしょ!」


いやいや、違います。
3畳のクッションルーム"アナグラ"であったり、7畳の子供が遊べる場所"ファミリールーム"に当てました。


そして収納はバッサリ切りました。
いや…。
バッサリ切られました、建築士さんに(笑)


そんな小さな家でも物に溢れたり、収納に困ることはありません。
ポイントはたったの3つ。


収納ポイント

① 物の選別
② 6割収納・10割収納
③ 分散収納・集中収納

それでは我が家を実例に見ていきましょう。



我が家の収納間取り

1階の間取り
1階の間取り
2階の間取り
2階の間取り
ピンク⇒床から天井まで収納可能
水 色⇒下段のみ収納(テレビ台や洗面台の下など)


1階は玄関脇の土間収納以外は細かく分けて分散収納。
2階はWICに衣類をまとめて集中収納。



この家に住むことで、多くの物を手放しました。
手放す時は不安がいっぱい。
でも3ヵ月住んでどうでしょう。
「あれ捨てなきゃ良かった~!」
なんて事はありません。


今までどれだけ不要な物を多く抱え込んでいたのか考えさせられます。
いや、実はまだまだ不要な物があるのかもしれません。

リビング収納

ダイニング収納
ダイニング収納

我が家が一番使う収納エリア。
文房具・書類・バッグ・パソコンなど、極めて使用頻度の高い物が入っています。

テレビ台下収納
テレビ台下収納
造り付けテレビ台はレコーダー・DVD・Wi-Fiルーターが入ります。
そしてテレビ台に置かれたブレッドケースはNintendo Switch収納(笑)

床下エアコン
床下エアコン
お隣の引き出しは収納でなく床下エアコン。
稼働シーズンは物を置けませんが、夏場は稼働しないため収納としても活用できそうです。
仕舞うものが無いので、現状はすっからかんです。

ランドセル置き場
ランドセル置き場
子供たちのランドセル・登園リュックはお義父さん手作りのシェルフ+子供椅子です。
ここは見える収納なため、詰め込みすぎず6割収納。
4割はスペースを空けるよう心がけています。

キッチン収納

食器棚
食器棚
リビングのメイン収納の後ろは食器置き場。
そんなに奥行はありません。
でも食器は思う程奥行を必要としないことが分かります。


ちなみに我が家の食器置き場の奥行は24cm。
5段の可動棚があり、家族4人分の食器を置いてもまだまだスペースがあります。
空いたスペースは乾麺やお菓子置き場。

キッチン収納
キッチン収納
通路幅80cmと狭いキッチン。
大人2人余裕ですれ違えます。
通路幅が狭いため各収納へのアクセスも快適。

ただ扉を開けるとダメ。
すれ違いができません(TT)

キッチン背面収納
キッチン背面収納
我が家のキッチンはオリジナル設計。
背面収納もそう。


キッチンに限りませんが1階の天井高は2,100㎜と、通常の家より300㎜(30cm)程低いです。
なのでキッチンの収納上部も女性が手を伸ばせばすんなり届く高さ。
天井高を抑えることで収納へのストレスが無くなりました。

洗面台収納

洗面台収納
洗面台収納
洗面台下には清掃アイテムや各種ストック品。
鏡の後ろには洗面グッズ・化粧品・ドライヤー。


人目につかないエリアは10割収納。
はい、もうパンパンです(笑)
その分、見えるエリアはスッキリ。

収納扉
収納扉
洗面収納の左側にある収納扉。
こちらはハンガーかけとパジャマ+下着収納です。


当初はプラスチックのタンスを入れようかと思いました。
ただ試してみたら意外とニトリの収納ボックスに各々のパジャマ+下着が入ってしまい採用(笑)


これはホント画期的。
少ないスペースで優秀な収納量。
騙されたと思って試してみて下さい(^^)

収納美人

1階の収納は終了したのでちょっとブレイクタイム。


収納アイテムは実際に生活してみないと"何が必要なのか"イメージできないばかりか、実測しないと『大きすぎた~』『小さすぎた~』が発生してしまいます。


ちなみに我が家の収納アイテムは8割ニトリ、1割無印、1割ネット。
生活する上で必要になった物をその都度サイズを測り購入しています。


デザインと価格を比較するとニトリと無印はお気に入り。
無印の方が質感が好きでしたが、近場に無いことからニトリを選択。


購入当初は無印で揃えられない後悔がありました。
が、1週間もすればそんなことも忘れてます(笑)
今では追加で購入しやすいニトリで良かったとまで感じるほど。

トイレ収納

トイレ収納
トイレ収納
こちらは2階のトイレ。
1畳のスペースに便器と手洗い場。
下部は収納になっています。


ただこちらの収納、ご覧の通りトイレットペーパーのみ(笑)
人様に見られないエリアなのでホントはもっとパンパンに収納したいんです。
でも仕舞うものが何もないwww

ウォークインクローゼット収納

WIC(ウォークインクローゼット)
WIC(ウォークインクローゼット)
こちらが我が家の核納庫(笑)
パジャマ+下着以外の衣類はこの3畳WICに詰め込みます。
10割収納…。
いや、12割収納!


シャツはかさ張らないよう全てハンガー。
棚上には収納袋に入れた寝具+お雛様+兜+裁縫道具。
無印のポリプロピレンケース(透明のタンス)に入るのは子供のズボンと各々の日用品。


WICに家族各々のアイテムを収納だなんてルール違反かもしれませんね。
でも我が家には納戸がありません。
使用頻度の少ないアイテムは全てWICで眠ってもらいます。


我が家のWICを支えるマストアイテムはなんと言っても寝具収納袋。
かさ張る寝具を棚上収納に収まるサイズにまとめてくれます。
これはホント神アイテム。

3つのポイント

小さな家の収納問題。
時間はかかりましたが物と向き合う事で、本当に必要なものを見出だすことができました。
そして最近では無駄な買い物が確実に減っています。


『1つのものを納得するまで選別する』


もちろん選別の過程で良いものが欲しくなり、高価な買い物になることもあります。
ただその分、ものへの愛着は深まったのも事実。


収納に関しては見せる所は6割収納、隠す所は10割収納。
これを意識しただけで家全体がスッキリしました。


そして何より分散収納と集中収納。
LDKといった生活空間にまとまった収納をとることは難しいですよね。


そんな時は適材適所に細かく収納を設けましょう。
そして寝室近くなどスペースを確保しやすいエリアにはまとめて収納できる箇所を設けましょう。
そう、我が家で言えばWICです。


おわりに

私もこの家に住むまでは収納が苦手な人種でした。
ただ建築士さんにこの家を提案され、実際に住んでみるとどうでしょう。


収納と向き合い、ものに囲まれなくても豊かな生活ができる事に気づかされました。


いや、厳密には『向き合わないと生活できない家』なのかもしれませんね(笑)
でもこの生活がとても心地よく、今まで以上にスマートでお洒落な日々に変わったことは事実です。


"小さな家=質素な家"


そんなことは無いですよ(^^)
小さいからこそ気づくことは多く、小さくしたからこそ上げることのできた"質"は、家にとって最も大切なことだと気づかされました。


小さいからこそ増える選択肢。
諦めていたハウスメーカー・工務店・設計事務所が直ぐ目の前に変わるのですから。

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