同じ間取りを2社に提出。
違う間取り、家の形、坪数では両社を公平に見定めることができないと思い、私が書いた間取りを一条工務店、ユニバーサルホームに送った。
その間取り図がこちらだ。
見積もりをする際に基準となる坪数は
一条工務店→約31.0坪
ユニバーサルホーム→31.5坪
この坪数に坪単価を掛けて計算する。
同じ間取りなのに坪数が異なるのには意味がある。
一条工務店はポーチが坪数に計算されなかったり、バルコニーは通常の坪単価の半額。
『一条計算』と書いてあるのは、バルコニー部分を半分の坪数で計算してある。
一方ユニバーサルホームは、バルコニーだからと坪単価を変えない。
ユニバーサルホームの坪単価は、施工面積をそのまま採用するためシンプルで分かりやすい。
同じ間取りでも、計算方法はそのハウスメーカーにより異なるのだ。
それでは間取り図のこだわりと欠点を見ていこう。
こだわり
・帰宅動線
帰ってきてすぐ洗面所で手洗いができる。
・周遊動線
玄関→洗面所→廊下→キッチン→ダイニング→和室→リビング→玄関
各場所から様々な方向に移動が可能。
・廊下に階段
一条工務店では必要ないが、ユニバーサルホームでは廊下に階段を設けることで、2階の冷気を1階の廊下でシャットアウト。
・収納付で扉で仕切れる畳スペース
子供の遊び場やお昼寝、はたまた風邪をこじらせた我が子を2階に取り残させないためのスペースだ。
リビングからもダイニング、キッチンからも畳スペースを見ることができるため、家の中心的スペースになるだろう。
・大容量収納
4.5畳の収納スペース。
一条工務店では上記の位置にロスガードを設置するが、ユニバーサルホームの場合は設置せず、納戸をフル活用。
・6.75畳の主寝室
子供が小さいうちは大人2人、子供2人の計4人が並んで寝れるよう、横長の主寝室を採用。
また南東に位置しているため、日当たりも抜群。
・寝室が全部屋南向き
日当たりを考慮して南向きに寝室を配置。
欠点
・リビング
リビングがやや小さめに感じる。
また吐き出し窓がソファーの真後ろなため、外で遊ぶ子供を覗くのに体を180°回転させなくてはならない。
・真ん中の子供部屋
南向きを意識しすぎて角部屋にすることができなかった。
窓が南面のみなため風の通り道がなく、夏場は暑い部屋になるだろう。
・構造的問題
2×6工法の一条工務店にこの間取り図を送ると『構造的に手直しが必要』との連絡があった。
在来工法のユニバーサルホームは、今のところ何の連絡も無いため問題が無いと思っている。
まとめ
本来であれば28坪の一条工務店と、33坪のユニバーサルホームが同じくらいの金額になるのであるが、今回は31坪で合い見積もりをする。
今まで一条工務店は30坪以下の見積りしか貰ったことがなく、ネット上では『30坪を越すと坪単価が大幅に下がる』という噂を確かめたいのも31坪を選んだ理由だ。
住んでいる人の生の声が私の声を大きく左右する。
『案外、ユニバーサルホームでも快適なのではないか?』
『そこまでランニングコストも上がらないのではないか?』
このような気持ちが強くなってきた。
設備投資にどこまで投資するべきか、慎重に見定めたい。
この間取り図はお蔵入りするだろうが、そんなお蔵入りの間取り図でも閃きはある。
これからもいろんな間取りを書いて、自分の幅を広げていきたい。
【追記】
見積書が出揃いました!