逆走盗塁という理解に苦しむルールが存在した。
二塁ランナーが一塁への盗塁、三塁ランナーが二塁へ盗塁…
なにがなんだか分からないルールだ。
1920年に廃止されたこのルール。
大リーグでも逆走盗塁を記録した選手がいるという。
野球では送りバント・ヒットエンドランのように、次の塁にランナーを進め得点できるチャンスを増やすことが定石だ。
ただランナーを戻すことに何のメリットがあるのか?
素人なりに考えてみた。
・盗塁数を稼ぐ
→盗塁王になるため
・守備を驚かせる
→想定外のプレーに守備が混乱する
・打者に打たせる
→ランナー2.3塁では敬遠の可能性があるが、逆走盗塁で1.2塁または1.3塁になれば敬遠の可能性が減る
これくらいだろうか?
ただ逆走盗塁をする際、二塁ランナーはどのようにリードするのだろうか。
まさか一塁方向にリード!?
妄想しただけで笑いが込み上げてくる。
今回は少しマニアックな内容なので、野球のルールをあまり知らない方にはピンとこないうんちくだったろう。
しかし私のようなルールマニアには焼き肉なみに満腹&大満足の珍ルール。
これだから野球の歴史はいとおかし。
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