心も体も暖かい家づくり

おかげ様で「マイホーム計画」2年連続アクセス数1位を頂けました

【一条工務店】2018年で計8回4万円の坪単価値上げ

【一条工務店の値上げポイント】
□2018年で8回の値上げ
□各5,000円の坪単価値上げ
□合計4万円の坪単価値上げ

f:id:to-ichi:20181215225002j:plain

1年間で8回も坪単価を値上げするハウスメーカーがあって良いのだろうか。
5,000円の坪単価値上げを小分けに8回、合計4万円。

家本体の総額が4万円値上がりしたのではない。
坪単価が4万円値上がりしたのだ。




坪単価値上がりの影響

f:id:to-ichi:20181215225024j:plain

家は平均33坪の大きさで建てられると言われている。
(平屋・2階建て・3階建て全てを含めた平均)

33(坪)×4(万円)=132(万円)

昨年12月と今年12月に契約した人では、標準仕様で家を建てたとき132万円の差が出るのだから凄まじい。
値上げに伴いキャンペーンを増やし補填はしているものの、132万円には程遠い。

また家を建てる大きさ(坪数)は様々。

【坪数別値上げ額】
25坪→100万円
30坪→120万円
35坪→140万円
40坪→160万円

25坪以下の家を建てる人はほとんどいない。
終の住処を考えた夫婦暮らしならあるかもしれないが。

このケースを除きほとんどの一条工務店で建てた施主は契約時期が1年ずれたことにより100万円以上の増額。
変わったことといえばキャンペーンの防犯窓のみ。
冗談でも喜べない。

2018年坪単価値上げ状況

f:id:to-ichi:20181215225041j:plain

私は一条工務店の調査を続けブログを通じて情報発信していることから、次に10件前後の相談・情報提供を受けている。
そこから確認できた2018年の一条工務店坪単価値上げ状況。
確認の取れない月は私が直接調査をしたため12ヶ月全てを網羅することができた。

1月→5,000円増
2月→北海道のみ5,000円増
3月→変化無し
4月→変化無し
5月→変化無し
6月→5,000円増
7月→5,000円増
8月→5,000円増
9月→5,000円増
10月→5,000円増+防犯窓キャンペーン開始
11月→5,000円増
12月→5,000円増

全国的に4万円、北海道のみ4.5万円の坪単価値上げ。
3~5月の3ヶ月のみ動き無し。

値上げ理由リンク

f:id:to-ichi:20181215225248j:plain

値上げの理由は各回にて一条工務店の見解を載せてきた。
詳しくは下記リンクを参照。

↓東京オリンピックの影響↓

↓大手8社ハウスメーカー&日本経済↓

↓消費税増税の反動↓

これらのことからも思い通りに経営がいかない一条工務店の苦悩を感じる。
オリンピック・他ハウスメーカーとの兼ね合い・国策といった、一条工務店単体ではどうしようもできない事ばかり。

ただフィリピン向上火災だったり、残業代未払いといった一条工務店の監督力による影響もささやかれている。

↓残業代未払い裁判↓

また一条工務店ブログ界の神とまで崇められるサスケ氏は、i-smart・i-cube双方を含めたi-series3登場の未来を予想。

さらぽかの標準化が鍵とされている。
サスケ氏の予想に反するが、逆に坪単価を正常値に正す(坪単価値下げ)ことにより顧客獲得を優先する方針。

同じく言えることは、現在一条工務店は経営の分岐点に立たされていること。
恐らくサスケ氏の予想の方が的中するだろう。
まず間違いない。


おわりに

住宅ローンが100万円増える事に月々の支払いが約3,000円上がる。(金利に影響されるが)

『3,000円ぐらいなら!』

という軽い気持ちで考えてはいけない。
生涯支払い額は15~20万円変わる。

この額が小さいか大きいか、価値観に左右されるだろう。
ただ私には決して安い金額には感じれない。
住宅ローンマジックに引っ掛からぬよう、金銭感覚を正すべき。

住宅ローンの3,000円を食費に回せたら?電気代に回せたら?学資保険に回せたら?
今よりも楽な生活になることは間違いない。

それにしても1年以上小分けに値上げをし、消費者に気付かれぬようにする手口をする一条工務店は賢い。
一体いつまで値上げを続けるのだろう?
今後の動向が気になる。

にほんブログ村 住まいブログへ