プラン業者の旦那さんの言っていること、建築業者の社長・プラン業者の奥さんの言っていることが全然違う。
「家を建てない」と言う旦那さん。
「家を建てます」と言う社長と奥さん。
目茶苦茶にかき回された。
プラン業者に真実を問う。
建築トラブル記事は長くなってしまい、5回に分け紹介。
今回は4記事目。
初めから読まれた方が全体像が把握できます。
反論
頭の中では、誰を信じていいのか?誰も信じられないのか?
「家を建てないけど81万円は支払ってくれ」
そう言われたと思ったら今度は
「私は家を建てる気持ちがありますよ」
私の気持ちなどお構いなしに。
施主に対し「あなたの家づくりはやりすぎ」「日本中どこを探してもあなたの家を建てられる工務店・ハウスメーカーなどない」という言葉を投げ捨ててまで…
悩んでいても仕方がない。
プラン業者に建築業者の言い分、旦那さんの言い分が違うことを確認しよう。
電話に出たのは奥さん。
建築業者に「家を建てないとは言っていない」と確認したこと、また以前旦那さんに傷つくことを言われたことを伝えた。
「主人、口が悪いですから(笑)」
この言い方には流石に怒りをおぼえた。
だがここで感情に任せてはいけない。
言葉を選びながら淡々と。
「以前旦那さんから提案があった通り話を進めましょう。私たちはあなたたち(プラン業者・建築業者)のところでは家を建てません。そして81万円はお支払いしません。この間取り図を使って家づくりをすることもしません」
奥さんは焦ったのか
「主人・建築業者に確認します」
電話を終えた。
この日、私の電話が鳴ることはなかった。
もとい、何日経っても電話が鳴ることはなかった。
終焉
何日待ってもプラン業者からの返答がない。
悶々とした日々が続く。
このままでは新しい家づくりに全力投球できない。
返答待ちの日々はネガティブな妄想ばかり。
早くスッキリしたい。
いっそのこと81万円支払って楽になってしまおうとも思った。
待ちきれなくなった私は現状確認と、お互いの認識がかけ離れているのなら直接会って話し合う提案をすべく、プラン業者に電話をした。
出たのは奥さん。
プ→プラン業者の奥さん
と→私、とーいち
と「旦那さん・建築業者に確認は取れましたか?何ておっしゃってましたか?」
プ「話は伺いましたが、主人の気持ちを私の口から話すことは主人の本意では無いと思うのでお答えできません」
と「では旦那さんから改めてお電話いただけるということでよろしいですか?」
プ「主人からお電話することは無いと思います」
と「と言いますと、今回の件はどうなりますか?」
プ「私の認識では前回のお電話で全て終わったと思っていました」
何日も待っていたあの日々は何だったのか。
旦那さんの嘘について説明も謝罪も一切もなし。
まー、謝罪はお願いしていないが。
ただ旦那さんの報奨金搾取のために嘘で塗り固め「常識的に考えて支払うのが筋でしょう」といった発言は、不誠実極まりない。
今となっては旦那さんの一連の発言は、私に泣き寝入りで報酬金を全額支払うための嘘としか思えない。
奥さんとの電話は続く。
と「81万円はどうされるんですか?」
プ「『どうされるんですか?』と言われてもねぇ。とーいちさんはうちで建てたくない、報酬金も支払いたくないんでしょ?それじゃ貰えませんよね」
と「確かにそちらの都合の良いように解釈すればそうかもしれません。ただ今回の件の本質は違いますよね?まず『建てられません』と言ってきたのはそちら。しかも耐震による不安を相談したのに説明も代案もなく、建てられません。不安のある間取り、普通に考えて建てられませんよね。なので旦那さんからの『報酬金を支払わない代わりにこの間取り図を使って家を建てない』という提案を受けたんです。決して私から『建てません。支払いません』と言ったわけではありません。そちらの提案を受けた。それだけです」
プ「もう結構です!81万円はいりません!」
と「かしこまりました。それでは契約書の取り消し手続きをしましょう。書面で再度手続きでよろしいですね?」
プ「それも結構です」
と「この電話をもって取り消しということですか?」
プ「はい。では失礼します」
最後は少し言い過ぎたかと後悔。
喧嘩別れのようになってしまい後味が悪い。
プラン業者とは話がついた。
今回の件で振り回してしまった建築業者にも連絡をしておかないと。
今までの経緯、そちらの建築業者で建てないこと、感謝の気持ちを伝えた。
建築業者の社長さんは最後まで良い人だった。
「そーだったんですね。僕も途中から『なんかおかしいなー』って思っていたんです。とーいちさん、良い家を建ててください」
本心はこの建築業者で建ててほしい。
しかしこの建築業者はこのプラン業者とでないと家づくりはしない。
詳しくは建築業者のこともあるのでお伝え出来ないが…。
これにてプラン業者・建築業者との家づくりは幕を閉じた。