心も体も暖かい家づくり

おかげ様で「マイホーム計画」2年連続アクセス数1位を頂けました

【住宅業界の裏側】不健康な家を提供し利益をあげる国とハウスメーカー

『あなたにとって家とはどんなもの?』

1日の疲れを癒すとこ?
親子の絆を育むとこ?
夫婦の憩いの場?
地震にも負けず家族の命を守るとこ?

人により優先順位は違えど、どれも正解でどれも必要不可欠。

夢と希望に満ちて購入したマイホーム。
しかしそのマイホームが健康な体を徐々に弱らせ、免疫力の弱い場となりつつある。
人生で一番長く居る場所なのに…

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これから家づくりをされる人に読んでもらいたい記事。
既に家を建てられた方は、どうかここでお引き取りください。
自分の家が好きでなくなる可能性があるからです。

私は過去、家づくりで辛い思いをしました。

かたちは違えど、後悔の無い家を建ててほしいと切に願っています。
ここでは多少過激な表現を含みますが、それは日本の家の現状を知ってほしいからです。
どうかその点だけご了承いただき先にお進みください。

また過不足を補うため日々加筆・修正を繰り返し、より良い記事になるよう努めております。




日本

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体を弱らせる家づくりをする建築会社がある。
いや、正確にはほとんどの建築業者は体を弱らせる家を作っている。
もっと言えば、国の制度によりそうせざるおえない現状がある。

利益を求めるがあまり、住み手の健康は二の次。
自分達の利益さえ確保できれば人の健康・命・幸せなどどうでも良いように感じてしまう。

情報弱者へは都合の良い言葉で真実を伝えない。
なにも知らされず不健康になる家を建て、残るは闘病とローンだけ…

連鎖

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各ハウスメーカー・建材メーカーでは日夜研究が続き、今ではほとんどの建材が安く大量生産が可能となった。
エンドユーザーに安く提供でき、家も購入しやすくなったのだ。

家は大工だけでも設計士だけでも建てることはできない。
木を切る人がいて、加工する人がいて、運ぶ人がいて、活かす人がいて、建てる人がいる。
何れかが欠けても、何れかの手を抜いても良い家は建たない。

家は機械だけでは建てられない。
人がどれだけ関われるかが大切。
心をどれだけ通わせられるかが大切。

F☆☆☆☆(エフ・フォースター)

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家を建てる建材に表記されているF☆☆☆☆(以下:フォースター)。
ハウスメーカーに行ったことのある人であれば、一度は耳にしたことがあるだろう。

「当社の家の材料には全てフォースターを使用しています。国が認めた材料なので健康にも安心・安全です」

ハウスメーカーでマニュアル通りの案内。
『国が認めた』と言われれば人体に害はなく、安心・安全な家だと思い込んでしまう。
情報弱者のお客さまはこれでいちころ。
簡単に信用し安心する。

本当は人体に悪い成分がたくさん入っていることを知らずに…

フォースターとは家に使われる材料の『接着剤』について国が規制したもの。
現在の住宅は柱・壁・床・天井・扉など、ほとんどの材料が一枚の板でなく、何枚もの木を接着剤で着けている。
(もちろん無垢の建材もある)

その接着剤に悪い成分(VOC:揮発性有機化合物)を減らすよう国が規制し『フォースターであれば安全ですよ』と推奨している。
VOCは人体に悪影響なため、内装材に限りなく使えるのはフォースターの認定を受けたもののみ。
VOCを吸い続けると、シックハウス症候群・喘息・アトピー性皮膚炎など、様々な病気になると報告されている。

緩すぎる規制

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「国が認めたフォースターを使用すれば問題ないのでは?」

何も知らなければそう思ってしまうのも無理はない。
というよりも真実を知らせないよう情報コントロールがされており、『国』という絶対的な第三者のお墨付きにより安心してしまう。

では意地悪な質問をしよう。
「国が認めたものは全て安全なのか?」

そんなことはない。

数あるVOCのなかで、日本が規制しているのはホルムアルデヒドとクロルピリホスの二種類だけ。
この二種類よりも人体に悪影響を及ぼすアセトアルデヒド等は規制されていないのだ。

住宅と健康について厳しい欧州では48種類ものVOCが規制されているのだから、日本の規制の緩さには驚愕。
欧州では研究が続けられ、年々規制の数が増えている。

フォースターによる規制は『以前より多少良くなった』レベルでしかない。
現にフォースターで規制されているのにも関わらずアトピーや喘息が増加傾向にあるのは、VOCが大きな原因とも言われている。
ただ大手ハウスメーカーはメディアにとって大きなスポンサーであることから、正確な情報は消費者の元へ届かない。

もちろん全ての人が何かしらの疾病にかかる訳ではない。
しかし目に見えない悪い成分が家中に蔓延していることは事実。

先程紹介したように、VOCを含む建材(柱・壁・床・天井・扉etc...)はたくさんある。
家全体からVOCが放出せれていると思うとゾッとする。
ではなぜ国はフォースターという、健康そうで健康でない緩すぎる接着剤の規制をつくったのだろうか。

国とハウスメーカーの癒着

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自然素材の無添加糊(のり)は人体に安全。
ではなぜ自然素材の糊を国は推奨しないのか?

答えは残酷。
国民の健康・命よりも、自分達の天下り先の利益をとったのだ。
住宅コンサルタントになって分かった【ハウスメーカーと政治家の癒着】

自然素材の糊は高価なうえ乾燥が極めて遅い。
一方、工業化製品の接着剤(フォースター)は安くすぐ乾く。
工業化製品は大量生産が可能なため、コストを抑えやすく利益も生みやすい。

また強度や耐久性については工業化製品の方が上。
自然素材の糊は用途により使い分けることでそのデメリットを補うことが可能。

『VOCをたくさん含むこと』『VOCが人体に悪影響を及ぼすこと』など、知られたくない情報は消費者に与えず、『国から認定されている』と、多少良くなった部分をアピールすることで消費者を安心させる。
結果、大手ハウスメーカーは利益を増やした。
家を建てる生産人口が減少しているのにも関わらず…

この利益はどこにいくのだろう?

そう、広告費や役員報酬の一部。
直接家づくりのため顧客に還元される訳ではないが、企業である以上、広告費は良しとしよう。
また有能な経営者を確保するための役員報酬も、企業としては当たり前な考え。
膨大な社員の生活を背に経営し、時には責任もとらなければならないのだから利益も当然必要だ。

ただ天下り役員への給料・役員報酬・退職金となっている現実には納得できない。

国民の健康・命・幸せを無視し、大手ハウスメーカーにとって都合の良い制度をつくりご機嫌とり。
そこで大手ハウスメーカーとの強いパイプから自分は天下りで金儲け。

国民をなんだと思っているのか?
これでは日本の住宅レベルは上がらない。

もちろんフォースターだけではない。
長期優良住宅・ZEH・住宅性能表示制度(耐震・断熱・省エネ等級etc...)も同様。
大手ハウスメーカーが得するよう出来ている。
国民が支払った税金を利用して。

日夜研究を続けている技術者・エンジニアの方々はより良い建材を模索し続けている。
ただ日本の制度のなかで。
安くお求め易くユーザーに届けるには、VOCを含む接着剤を使わねばならないのだろうか…

現状より品質・価格・乾燥速度が優れた接着剤が生み出されることを願いたい。


おわりに

自然素材を使った家づくりをする建築業者が増えてきている。
VOCを極めて無くす建築業者や、お医者さんと共に家づくりを建築業者まで出てきた。

健康志向の時代の流れからか?
それだけではない。
真実を知り、本気で良い家を提供することを志にする建築業者が増えてきているからだ。

自然素材について詳しく学びたい方はこちらのホームページがオススメ。
自然素材の家・住宅なら「自然素材の家づくり研究会」|smartphone

あなたはどんな家に住みたいですか?

会社のブランドによる安心?
本物の健康による安心?

本体価格が安い家?
医療費が安い家?

病気に悩む家?
健康で笑顔が絶えない家?

厳しいことを言うが、自然素材や健康を売りにした建築業者は正直高い。
それだけ材料に良いものを使っているのだから。
もしかしたら40坪の家が欲しかったのに、30坪にも満たない家になるかもしれない。

私は失敗から学んだ。


家は大きさではない。


そこに住まう家族の心の豊かさこそ、真の価値があるとようやく理解できた。
例え30坪でも家族が寄り添い笑顔でいられる家の方が絶対に幸せだ。
断言できる。

大手ハウスメーカーのような超ハイスペック高額住宅よりは安い健康ハウス。
あなたも検討の一社に入れてみると視野が広がりますよ。

『何を選ぶかは自分次第。ただ責任も自分もち』
そんな時代だからこそ自分で信じる情報を見つけるしかない。
皆様も私と同じ失敗を繰り返さず、素敵な家が建つことを願っています。

紹介

住宅業界の裏側、本物の健康住宅を知りたい方はこちらの本を読んでみてもいいかもしれません。

沢田升男さんが書かれた『住宅展示場では教えてくれない本当のこと。』を読み、私はハウスメーカーでの家づくりを検討から外しました。
それほど衝撃的なことがたくさん書かれています。
フォースターなど、まださわり程度だから驚き。

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