日本人の暮らし方・働き方、ライフスタイルは社会や環境の影響を受け、大きく変わろうとしています。
日々過ごす家の存在価値も同じく、変革の時期にあるでしょう。
元号が平成から令和になり、ヒトの繋がりが再注目され始めた現代。
自然とヒト、そして機会が共存する、令和のトレンドをランキングで7つ紹介していきます。
また、トレンドを活用する間取りも合わせてご覧ください。
1位:家メシ主義
外食よりも親密になれる「家メシ」が持つ効果に注目が集まっています。
大きめのダイニングテーブルを置き、家族や友人の憩いの場となったり、以前よりも『食』を通じたコミュニケーションが盛んになっています。
またダイニングだけにとらわれず、週末は庭やデッキスペースで食事を希望する家族が増えたことも「家メシ」の追い風となりました。
2位:LIFEシェア
なるべく個人が「所有」せず家族で「共有」するLIFEシェア。
共働き世帯の増加といった社会変化やライフスタイルの多様化から、現代の生活にマッチした住まいの在り方と言えるでしょう。
昼間はママの家事スペース、夕方は子供の勉強スペース、夜はパパのワークスペース。
もちろん一人で占有するのではなく、「ママ+子供」や「パパ+子供」であったり、時には軽食スペースといったような変幻自在な活用術が魅力です。
家族で共有することで子供が親のやることにに興味を持ったり、親子の意外な一面が覗けたり、今まで以上に会話が増えるケースも多いでしょう。
シェアの方法はたくさん
自分の好きな本以外の本を常日頃目にすることで、新たな興味を引き出します。
収納エリアをシェアする方法は中級者。
夫婦や親子で服をシェアする方法は超上級者。
サイズや好みが合えば年齢や性別の壁を飛び越して、最大のエコライフが実現します。
室外を取り込み、部屋を広く見せる・使うテクニックです。
縁側やウッドデッキと室内をフラットに設計することがポイント。
3位:ワンフロアハウス
ワンフロアの家、すなわち平屋の住宅がジワジワと増えてきています。
3人以下の世代が6割を超えることから、多きな家でなく必要最小限のコンパクトライフに注目が集まっていること、少子高齢化に伴いバリアフリーやユニバーサルデザインなど将来を見据えた家づくりを、若い世代が積極的に取り入れ始めた事が追い風となっています。
『みんなと同じ空間にいたいけど、誰かと話したい訳ではないんだよな。干渉されないで皆の中で一人でいたいんだよな』
ほどよい距離感が、ちょうどいい心地よさにも繋がります。
この効果は住宅でも同じことがいえるでしょう。
なるべく「部屋」とせず、横を向く・背を向けるだけで「自分の空間」にできる間取りを計画することで、小さな家でも広く感じるばかりか、将来的に様々な選択ができます。
柱・壁を抜くことは構造的に難しくても、付け足す事はそこまで難しいことではありません。
4位:自然メイド
光・風・熱・借景など「外部」をどれだけ「室内」に取り込みこめるかが、豊かな暮らしを手にする条件とも言えます。
ナチュラルテイストやアウトドアがブームのなか、『汚れ』『虫』『テント設営』が苦手な家庭も少なくありません。
しかし庭や屋上に自然を感じられるよう木・石・土などをプラスすることで、自宅に居ながら自然と触れあえる空間となります。
住み手としては『手入れを簡単に』という要望が強い昨今。
また必ずしも広い敷地を手に入れれるとは限りません。
家と庭、あるいは家と周辺の自然が一体となったプランを考える必要があります。
中庭・坪庭・屋上などを有効活用したり、あるいはインテリアに木々を積極的に取り入れるなど方法は様々です。
自然が家の中に入り込んでくる「自然メイド」的な家づくりが、忙しさの中にも木々に安らぎを求める世帯から特に注目を集めています。
5位:のきのま外交
敷地内への侵入を拒むような家でなく、地域とコミュニケーションを取れる家。
塀や垣根を設けることだけが敷地を区切る方法ではありません。
段差・素材の違い(コンクリートと芝など)・植栽によっても境界を明確にすることができます。
軒は家の中なのか外なのか、とても曖昧な空間です。
でもこの曖昧な空間が日本人にはとても心地よい空間でもあります。
「こっちおいで」
どこか隣人を招き入れ井戸端会議。
いや、名前を変え「のきのま外交」が、じわりじわりとブームを狙っています。
6位:SNS的インテリア
「自分流」を大切にする世代が多く、あえて多くを提案してもらわない家づくりが増えてきています。
また自分の生活や趣味を発信する時代背景も相まって、人に見せたくなる内装やインテリアを気軽にSNSで発信できる家づくりに注目が集まります。
つくり込み過ぎずゆくゆくのDIYの余地を残したり、壁を多く残す間取りで後々コーディネートしやすい空間は、継続してSNS発信がしやすい家と言えます。
7位:お勤め住処
「テレワーク」や「働き方改革」の波及から、新しい仕事のスタイルとして在宅ワークが注目を集めています。
欲を言えば、ワークライフバランスも重要視したいというのが本音です。
こもる仕事場でなく、リビング内にある仕事場、はたまたドアを1枚開ければリビングと繋がれる仕事場がワークライフバランスの良いとこ取りをしてくれます。
リビングと和室を引き違い扉2~3枚で間仕切るのでなく、開き扉1枚で空間を保つことで、個室感・防音性が格段に上がります。
資料請求で好みを知る
子連れで住宅展示場内のモデルハウスを何社も見て回るのは大変ですよね。
あっちへ行ったりこっちへ行ったり…。
集中力が持たないおチビちゃんたち。
多くても1日で3社が限度でしょう。
ゆっくり話を聞くことも出来ず、好みのハウスメーカーを見出だす事ができずじまい。
『できれば1社に狙い打ちをして話を聞きに行きたい!』
1社に決めて話を聞きに行けば、複数社見るよりメンタルが楽になりますよね(^^)
そこで活用したいのがタウンライフ家づくりです。
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私も活用しましたが営業電話もなく、カタログ・建築実例・見積り・間取り図が送られてくるだけでした。
住宅展示場でゆっくりモデルハウス巡りが出来ない方、より自分たち家族に合った住宅会社をお探しの方にはおすすめです。
おわりに
心踊るテーマ・間取りばかりだったのではないでしょうか(^^)?
『現時点での自分たち家族』を見つめ直したとき、何が必要なのかを探る手掛かりになれば幸いです。
「のきのま外交」という生活には驚きました。
「家メシ主義」には昭和の臭いを感じつつも令和スタイルとして変化し、人との繋がりの重要性が巡りめぐってきたようで嬉しく感じました。
そしてなにより「自然メイド」には『木=緑』と遺伝子レベルで求めているものを再確認できました。
すべてを取り入れる事はしないで下さいね。
多くて2つ。
家族にとって『とびっきりのこだわり』が、その家のエネルギーになるのですから(^^)