心も体も暖かい家づくり

おかげ様で「マイホーム計画」2年連続アクセス数1位を頂けました

料理・洗濯・片付け!取り入れてよかった時短アイデア10選

料理や片付けの時短アイデア

昨年の共働き世帯割合は67%と、3世帯に2世帯は共働きです。
約40年前の1980年の35%と比べると倍近い数字であることが分かります。
"男女共同参画基本計画"や"働き方改革"の効果も大きいでしょう。

共働き世帯が増える一方、家で家事をする時間は現象傾向にあります。
よって最近のトレンド、いや、最低条件ともいえる『時短』が家づくりをするなかで、特に注目を浴びています。

今回は料理編洗濯・片付け編に分け、実際に採用して時短になったアイデアをランキング形式で上位5位ずつ、合計10個の時短アイデアを紹介していきます。

家づくりの参考にして下さい(^^)



⇖無料でオリジナル間取りを提案してもらう⇗

料理編

料理で時短

1位:食器洗い乾燥機がついている

ミーレ食洗機の付いたキッチン
ミーレ食洗機
食器洗いからの解放は時間だけでなく、心身ともに大きな安らぎを得られますよね。
性能や使い勝手の面では、今もなお進化中です。

大容量かつ1時間弱で洗浄+乾燥を素早く完了させるミーレは、性能面だけでなくデザイン面も他社と一線をひきます。
ハウスメーカーや建て売りでは、コンパクトかつ出し入れのしやすいPanasonicやリンナイの取り扱いが多い印象です。

夕食後に食洗機へ投入し、翌朝には乾いた食器をすぐ使える。
一度体が覚えてしまったら抜け出せない人が続出中。

2位:まとめ買いしたモノをしまうスペースが十分ある

収納力のあるパントリー
収納力のあるパントリー
共働きだけでなく、専業主婦の家庭でもまとめ買いをする傾向が強くなってきています。
そのため冷蔵庫も年々大きいサイズの売れ行きが伸びてきています。

ミネラルウォーター・お米・乾麺などストックしやすい反面、かさばるものを収納できるパントリー(食品庫)があれば片付けに手間をとりません。
また、自分たち家族がストックする量以下のパントリーでは時短効果が上がらず、ストレスも減らないのででご注意ください。

キッチンや玄関付近、またそれらの通り道にパントリーを設けることができれば、時短に繋がりストレスが軽減されます。
1階にキッチンがあるのに、2階の納戸に買いだめ食材をストックすることだけは避けましょう。

3位:食器や調理器具の収納スペースが十分ある

大収納キッチン
大収納キッチン
キッチン周辺(徒歩3歩以内)に収納が十分にあれば、キッチンまわりが片付いて作業効率が上がります。
急な来客や収納下手な方でも収納量でカバーでき、いつでも美しいキッチンを保持できます。

収納量が少ないと、使用後の食器をしまう際に『他の食器を動かしてしまう』ように、1つ行動がプラスされます。
キッチンは1日のうちに複数回使用する限られた空間です。
決して妥協せず、ゆとりを持った計画をしましょう。

4位:一緒に作業しやすい広いスペースがある

アイランドキッチン
アイランドキッチン
家事はシェアすることで時短に繋がり、それは料理→食器洗いにも同じことが言えます。
背面との距離を短くし歩数を減らしてストレスを軽減する方法もありますが、大人2人が余裕を持って交差できるスペースも時短アイデアの1つ。

また、1つの方向からのみ料理をするのではなく、複数の方向から料理に参加できるアイランドキッチンも時短に効果的です。

5位:分別したゴミを置くスペースが確保されている

ゴミ分別したゴミ箱
ゴミ分別
24時間ゴミ出しができるマンションならまだしも、戸建ての場合は自治会指定のゴミ出し日を守ることが必要です。
ゴミを予め分別したり保管したりと待機場所を確保することができれば、忙しい朝の支度時間にゴミ出し準備に割く時間を大幅に短縮できます。

ゴミが最も多く出るのはキッチンです。
また、物が集中しやすいのもキッチンです。
スペース・空間を有効活用するためにも、待機場所はキッチンに限らず土間や軒下なども、サッと水で流すことができるため効果的です。


洗濯・片付け編

洗濯バサミ

1位:24時間365日室内に洗濯物を干せる場所がある

室内干しエリア
洗濯干しエリア
特に共働き世帯の悩みは、洗濯物が良く乾く日中帯に家にいないことから、洗濯干しに室外を利用しにくい点。
週末にまとめて洗濯をすれば良いのかもしれませんが、衛生面だけでなく洋服を多く収納する場所も購入費用もかさみます。

そんなときに大活躍なのが室内干しエリアです。
共働き世帯に限らず、雨・雪・花粉など気にせず干すことのできる空間を設けることで、時間だけでなく精神的にも余裕が生まれます。

2位:玄関が散らからないシューズクローゼットがある

広々シューズクローク
広々シューズクローゼット
靴以外にもベビーカーや外遊び用の玩具など、玄関に起きたいモノは多いものです。
そんなときシューズクローゼットや土間収納があれば、来客時も家族が帰宅した際にも気持ち良くドアを開けられます。

コート・ランドセル・鍵など、リビングに持ち込むと散乱しやすいモノを玄関で留めることができれば、LDKもスッキリします。

玄関では帰宅した安堵感から、散乱しやすい場所でもあります。
"隠す収納""見せる収納"のメリハリをつけ、家族に合った玄関スタイルを見つけ出しましょう。

4位:短時間でパッと乾く乾燥機がある

浴室乾燥機
埋め込み型乾燥機
洗濯物がなかなか乾かないのは大きなストレスです。
浴室や脱衣室に乾燥機を設置すれば、狭い空間も相まって素早く乾きます。
また水回りのカビ予防・省エネの観点からも、大空間に乾燥機は設置したくないところです。
衣類乾燥機
置き型乾燥機
乾燥機は"埋め込み型"と"置き型"があります。
大きさを考えると埋め込み型の方が空間を広く使えます。
どちらにせよ空間活用的視点で考えれば、LDKのような生活空間に洗濯物を干さない点でメリットは大きいです。

5位:洗濯機と物干し場が近くにある

キッチン近くの室内干しエリア
キッチン近くの室内干しエリア
濡れた洗濯物は重く、長い距離を持って運ぶことは負担になります。
"取り込む→たたむ→しまう"動線よりも、"洗濯→干す"動線を短くすることがポイントです。

また"洗濯→干す"動作にはタイムラグが生じます。
生活空間に近い方がストレスは少ないでしょう。
同じく"干す"と"取り込む"にもタイムラグが発生し、一連の動作で完結することができません。
時間軸をイメージしゾーンニングをすることで、家事への負担が減り時短に繋がります。

⇖提案力のある住宅会社を一括比較⇗

収納量を確保する

収納の多い間取り
料理編も洗濯・片付け編でも多くランクインしている収納スペースをどう確保することがポイントです。

『家が広い=収納が多い=収納に満足』という訳ではありません。
モノの量は各家庭によりバラバラです。
大きな改善方法としては、収納スペースで補う方法とモノを減らす方法の2種類があります。

日本人は『とりあえず…』『何かあったときの為に…』と、モノを溜め込む傾向が強いです。
家庭内のモノを見直してみましょう。
すると『収納が少ない』のでなく『モノが多い』と気づかされるはずです。

機械に頼る

時短家電
科学の発展と共に人は機械に頼って快適さや便利さを求めます。
今回紹介した食洗機や乾燥機も代表的な例です。

住宅の基本を考える|人・家・自然・機械の関わり』にてご紹介した通り、自分たち家族が求めるものは家なのか機械なのかを明確に持つことで、優先順位が明確になりより満足のいく家を手にすることができるでしょう。

家づくりに大切なこと

家づくり
メリットとデメリットを洗い出し比較した上で一部を機械に頼ることは大切なことです。
快適さ・心地よさ・ランニングコスト・時短のバランスを整える事が家づくりには大切な要素です。

初めは誰もが家づくりの初心者。
時には家づくりのプロに相談することも1つの手段です。

私も無料で間取りや資金計画、更には家族の優先順位を『タウンライフ家づくり』を活用し、プロに相談しながら家づくりの基本を教えてもらいました。

時間に余裕のある方は住宅展示場へ行き、空間や機械の実例を見て体験するのも有効な方法です。

おわりに

忙しくないママは居ません。
時短のために空間や機械を上手に活用できれば、家で過ごす時間がより心豊かになるでしょう。

今記事が各家庭の優先順位を決める羅針盤となり、ご家族を説得するアイテムの1つになることを願っています(^^)

にほんブログ村 住まいブログへ