心も体も暖かい家づくり

2019年夏までにマイホーム引き渡し。家の快適さは大きさじゃない。家・家・家…そして家。頭の中は家一色。

猛暑日も快適!我慢せずに電気代を抑える4つのポイント

2018年7月23日、埼玉県熊谷市で5年ぶりに41.1℃と最高気温を更新。
ここ数日、猛暑日が続くなか熱中症で倒れる人が急増。
ニュースでは『エアコンを付けずに生活していた老人が熱中症で…』と連日放送。

なぜエアコンを付けずに生活をしてしまうのか?
そこには電気代という悪魔が顔をちらつかせる。

今回は夏を快適に過ごしながら、電気代を抑える家づくりを紹介。
ポイントは窓・家電・浴室・給湯機器の4つ。
これから紹介する設備を採用することで、長い年月電気代を抑える事が可能なのだ。

特に給湯機器は40万円の交換費用で年間10万円近く節約できる。
それではさっそく見ていこう。


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夏に熱が流入する割合を示した図を見てみると、実に7割の熱が窓から入ってくることが分かる。
窓を改善することで、一番手っ取り早く室内環境を快適にすることができる。

昔の建物で良く使用されているアルミサッシ&ペアガラス。
YKKによるとこの窓を以下のように変更すると…

『アルミ+樹脂サッシ&ペアガラス(Low-E)』
 ⇒年間10,778円の節約。

『樹脂サッシ&ペアガラス(Low-E)』
 ⇒年間14,200円の節約。

『樹脂サッシ&トリプルガラス(Low-E×2)』
 ⇒年間19,972円の節約

このように電気代が大きく変わってくるのだ。
詳しくはこちらにまとめてある。

インナーサッシ

新築であれば上記のような窓を採用できるが、すでにマイホームを購入している人には窓の交換は費用面からオススメできない。
しかしインナーサッシ(内窓)をプラスすることで、高性能窓に近い効果を発揮する。
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またカーテンのように窓の内側で日射を遮る方法だと、日射は4割しかカットできない。
これをアウターシェードや外付けブラインドのように、窓の外側で日射を遮ると8割もカットすることができる。

アウターシェード↓
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外付けブラインド↓
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エアコン

最新型エアコンはいかなる冷暖房機器よりも省エネである。
冷房できる機器は特殊なものを除いて家庭ではエアコンのみと言っても過言ではない。
暖房に関しては石油ストーブやこたつなどもあるが、省エネ性では断トツでエアコンが高性能。

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暖房能力1kWh辺りの単価を見てみよう。

エアコン
 ⇒7~9円(夜間3~4円)

灯油ファンヒーター
 ⇒7~11円

ガスファンヒーター(都市ガス)
 ⇒13.3円

電気ストーブ・ホットカーペット・オイルヒーター・こたつなど
 ⇒28円

比較してみるとエアコンの安さがよく分かる。
冷房も暖房もエアコンが最も省エネで家計に優しい商品である。
他の冷暖房機器よりもエアコンを使用しよう。

またエアコンの使用方法も間欠運転(スイッチを小まめに入り切り)と連続運転(24時間自動運転)だろうが電気代は差ほど変わらない。
使い方にもよるが10%程、間欠運転の方が安い。

しかし快適性では連続運転の方がはるかに快適で体に優しい。
月に500~1,000円程しか変わらないのであれば連続運転の方が良いだろう。

月に500~1,000円で熱中症のリスクを回避できると考えたら安いものではないだろうか?

冷蔵庫

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話は変わりその他の家電。
もしお使いの冷蔵庫が10年以上前のものであれば、最新型の冷蔵庫に交換するだけで9年以内に確実に元が取れる。
(自立循環型住宅への設計ガイドライン2015より)

便座ヒーター

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暖房便座は想像以上に電気を消費する。
蓋を開けたまま、使用しないときは閉める。
これだけで年間1,000円近く節約できる。

また便座カバーをかけて暖房便座のスイッチを切れば更に省エネだ。
暖房便座2台使用の家庭は消費電力が年間で390kWhも使う。
1kWhがだいたい20円なので、年間で7,800円だ。

高性能冷蔵庫で約330kWh(約6,600円)、テレビ約375kWh(約7,500円)よりも多いのだから驚き。
暖房便座・冷蔵庫・テレビ・エアコンの3家電は最重要家電とも呼ばれている。

LED照明

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製品により多少のバラツキはあるものの、白熱電球をLEDに変えることで消費電力は9分の1にまで削減。
寿命は20倍。
白熱電球が球切れしていなくても直ぐに交換することで経済的かつ省エネだ。

ユニットバス

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慶應義塾大学の研究結果によると『脱衣室の温度を4℃上げると介護必要年数が4年減る』というデータがある。
介護年数が4年減ると200~300万円も削減が可能。
断熱性能をプラスしたユニットバスの交換は100万円以下。
採用・交換しない手はない。

合わせてシャワーヘッドを節水型にすることで、水道代も30~50%は削減可能。
家族でお風呂を入る間隔を短くすることで追い焚きの回数も削減。
省エネに繋がる。

給湯機器

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今では少ないが電気式の湯沸し器からエコキュートに変えるだけで年間約4,400kWhの削減が可能。
電力契約において1日定額20円のプランで年間88,000円、深夜料金割安プラン13円で年間57,200円の削減が可能だ。

プロパンガスエリアをエコキュートに変えた場合も同様。
プロパンガス単価を520円/㎡とすると、ガス年間約220㎡使用で114,400円。
一方エコキュートは年間1,700kWh使用とすると、定額プランで年間34,000円、深夜割プランで年間22,100円となる。

その差額は定額プランで80,400円、深夜割プランで92,300円の節約に繋がる。

エコキュートへの交換費用が40万円程なので、5年で元が取れる計算だ。
エコキュートへの交換が家計を助ける重要ポイントであることがお分かり頂けただろうか。


おわりに

このように家づくりから省エネを意識することで年間で10万円以上の節約に繋がる。
特に給湯機器は早く着手した方が断然お得だ。

続いて冷蔵庫・エアコン・LEDをはじめとした家電も直ぐに元が取れる。

窓については一度設置すれば長く快適に生活できるので、私個人的には最も早く着手したいところ。
しかし元をとるという観点からは長い月日を要するのがネック。
ただひとつ言えるのは、早く交換・増設することをオススメする。

最後にユニットバス。
こちらは自分の年齢と相談だろう。
60歳前後であれば優先順位は上がるが30歳前後であればそこまで急ぐことはない。

全てを直ぐ取りかかることはない。
ゆっくりと家計と相談し、より快適な家になることを願う。

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