2020年も一条工務店の強気な値上げは止まらない。
2018年は5,000円の値上げを計8回、合計40,000円の坪単価値上げ。
40坪の家であれば、2017年12月に建てた人と2018年12月に建てた人では160万円の差が出る。
仕様はほとんど変わらない。
2019年・2020年は3ヵ月に2度程のペースで5,000円の坪単価値上げを実施。
調査を始めた2018年から変わらず40,000円/年のペースで上がっている計算だ。
一条工務店で家を建てない理由-私が感じたHMのデメリット-
キャンペーンにて窓の防犯性は向上している。
「無料で窓の性能を上げるキャンペーンを実施中なため、今が大変お得ですよ」
消費者ニーズを分析しており、より販売確率の高い家を提供していることに間違いはない。
一条工務店キャンペーン情報
値上げバランス
以前の一条工務店では10,000円坪単価を上げたければ、5,000円の値上げを2度行ってきただろう。
しかし3,000円×3回と刻むケースも発生している。
一条工務店は国と大手ハウスメーカーの圧力により、価格バランスを整えるための坪単価値上げを行ってきた。
国と大手ハウスメーカーの圧力により一条工務店が坪単価値上げ
度重なる値上げにて調整が終わりに近づき、値上げ幅を緩やかにしたのか?
それとも月5,000円の坪単価値上げでは不信感を抱かれ過ぎたか?
はたまた、5,000円の坪単価値上げを行う月・行わない月というランダムを辞め、毎月3,000円の値上げを実施するのか?
答えは分からない…
一条工務店の変化
一条工務店の変化は値上げ幅だけに終わらない。
今後の値上げ計画の公言も変化の一つ。
以前は翌月の値上げについて、予め営業マンに知らされることはなかった。
『翌月値上げの可能性がある』程度の曖昧な周知から、『翌月は値上げをする』といった確定的な周知に変わったのだ。
更には2ヶ月先の値上げまでも公言。
(店舗により違いがあります)
疑問
私は建築関係の仕事をしているわけでも経営者でもない。
一般企業のサラリーマン。
『何を偉そうなことを分かったような口で書いているんだ』
そんな声が出ても不思議ではない。
ただ家について本気で考えている消費者の一人である。
だからこそ言いたい。
というより疑問が強く残る。
『本当にこの値上げは施主のため、社員を守るために必要な値上げなのだろうか?』
私はその答えが知りたい…
一条工務店やその他の建築会社だけでなく、日本の住宅の行く末が知りたい…
きっと答えを知る人は本当のことを教えてくれないだろうが。
おわりに
今回は一条工務店の値上げ情報をお届けした。
どのハウスメーカーも値上げ情報はなかなかオープンにしないことから、読者様の判断材料の一つになれば幸い。
私も以前、一条工務店をはじめ各ハウスメーカーの欲しい情報が無いことにもどかしい思いをしたひとり。
ちなみに一条工務店は現在も坪単価値上げをやめていない。
1か月で8,000円/坪の値上げをしたとの情報もある。
新商品のグランセゾンの坪単価・標準仕様・オプション・間取りはこちらにまとめてあります。
最新情報を随時更新していきますので時々覗きに来てください(^^)